兵隊貸します
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「兵隊貸します」(へいたいかします)は手塚治虫の短編風刺漫画。
『漫画読売』(週刊読売別冊、読売新聞社)1956年3月号に掲載された。全4ページ。
あらすじ[編集]
ある国は、人口が多すぎた。国民は勇敢ではあったが他にとりえもなく、取り立てて資源も産業も無い国であった。ある国政府は外貨獲得のために海外派兵することを思いつき、徴兵制度を布く。男性は徴兵検査で「一級品」から「級外品」までに分類され、諸外国に貸し出されることになった。
ある兵士は輸出された先でウラン鉱脈を見つけ、一大財産を築いた。その財産である国兵士を借りると、祖国のある国で革命を起こした。革命は成功し、徴兵制度も廃止されたが、結局人口が増え過ぎてしまい、兵士の輸出を再び始めるようになり、ふりだしへもどった。
外部リンク[編集]
- 兵隊貸します - 手塚治虫公式サイト