佐伯さん家のブラックキャット
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『佐伯さん家のブラックキャット』(さえきさんちのブラックキャット、英語: THE SAEKI'S BLACK CAT)は、ユウキレイによるコメディ漫画。
秋田書店のWebマンガサイトである『日刊月チャン』にて2019年1月[1]から2021年11月まで連載された。また、『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)でも2020年10月号[2]から2021年12月号[3]まで連載されていた。単行本は全2巻。
あらすじ[編集]
佐伯ハルカ(23歳)は、ブラックIT企業に就職してしまった女プログラマー。毎日4時間以上のサービス残業に加え土日出勤も重なり、45連勤中。今日も退社は深夜0時過ぎのハルカの唯一の心の癒しは飼い猫のキクチヨだけだった。
が、帰宅してみるとキクチヨが身長190センチメートルの猫人間になっていた。毎日疲れて帰ってくるハルカになにかできることをしてやりたいと流れ星に願いをかけたら、人間体になったらしい。
ハルカのためにキクチヨは(毛がたくさん入っている)料理を作ったり、スマホでハルカの上司に直談判し(会話の内容は録音している)有給休暇取得を取り付けたり、肉球でマッサージしたり。
やがて、他にも猫人間となる猫も次々と登場していく。
登場人物[編集]
- 佐伯 ハルカ(さえき ハルカ)
- 23歳のOL。言いたいことも言えない性格。
- キクチヨ
- ハルカの飼い猫で、蝶ネクタイ模様の黒猫だった。漢字表記は「菊千代」。元は野良猫で、下記のシローとは野良猫時代からの好敵手。
- 顔は猫、身体は黒い執事服に蝶ネクタイ、人間のような手、指に肉球という身体になる。なお、服は布ではなく、猫の毛なのでふかふかしている。
- 声優は櫻井孝宏が指定されている。
- 楠木 ヨーコ(くすのき ヨーコ)
- ハルカの同僚OL。性格は男勝りで仕事にも厳しいが、私生活はだらしない。
- シロー
- ヨーコの飼い猫。赤いスカーフをつけた白猫で、品種はラグドール。漢字表記は「白郎」。
- 人間体は料理人かパティシエのような姿に赤いコックタイ。作る料理はキクチヨの料理同様に毛が入っている。片づけなどもヨーコの手伝いを断っているが、ガサツなヨーコが手伝っても汚くなるだけで、働くことしか能がないヨーコは金(給料)だけ持ってくれば良いとの考えから。また、野良猫時代にヨーコの部屋に居ついたことから飼われるようになったのだが、ヨーコが手作りする餌に身の危険を覚え、自分で作ったほうが安全と生存本能によって人間化した。
- 声優は神谷浩史が指定されている。
- タカハシ
- ハルカの同僚で、メガネ女子のOL。子供のころから身体が弱い。弟は獣医。
- のりたま
- タカハシの飼い猫。生まれつき目が見えない。わがままな性格で「のりたま様」と呼ばれる。
- 人間体では、王様のマントのようなものを羽織っている。
- ウメ
- キクチヨの妹の黒猫。飼い猫の経験は無い。
脚注[編集]
- ↑ “猫がブラック企業OLの世話を焼く新連載「佐伯さん家のブラックキャット」”. コミックナタリー (2019年1月7日). 2025年9月23日確認。
- ↑ “月刊少年チャンピオン 2020年10月特大号”. 秋田書店. 2025年9月23日確認。
- ↑ “月刊少年チャンピオン 2021年12月特大号”. 秋田書店. 2025年9月23日確認。
外部リンク[編集]
- 佐伯さん家のブラックキャット - 日刊月チャン