伊達エルフ政宗
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伊達エルフ政宗は、森田季節によるライトノベルである。イラストは光姫満太郎。2016年よりGA文庫より刊行されている。
特徴[編集]
織田信奈の野望と同様に、戦国武将を美少女化し、主人公は現代から転生したとする設定。
ただし、大きく異なるのは、伊達政宗が中心であることと、無駄に最新の戦国時代研究の成果を踏まえていることである。巻末に参考文献の一覧が載っており、吉川弘文館の人物叢書だったり、ハードカバーの学術書が挙げられていたりする(後述)。
なお、なぜか細川政元が重要人物として登場する。
あらすじ[編集]
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大魔法使い、細川政元によって、エセ戦国時代に呼び出された高校生、勇十。彼はなぜかエルフの美少女となっている伊達政宗に客将として仕えることとなる。
登場人物[編集]
- 勇十
- 主人公。現代の高校生。エルフやサタンが跋扈する戦国時代に呼び出され、真田幸村となる。正直、現代に早く帰りたいと思っている。
- 日本史の知識を用いて、政宗の領国を改革する。例えば、検見法から定免法へと税制を改革した。
- 伊達エルフ政宗
- 金髪隻眼の美少女。奥州統一を夢見る。巨乳。1巻の表紙。
- 伊達エルフ成実
- 政宗の従姉妹で、重臣の一人。武闘派で弓の名手。貧乳ツインテール。
- 片倉エルフ景綱
- 巫女服姿の少女。優しい性格。巨乳。うーめんの信者。
- 最上ダークエルフ義光
- 山形城主。政宗のおば。シスコンで狐が大好き。
- ダークエルフ義姫
- 義光の妹。政宗の母。清楚な美女。
- 佐竹アルラウネ義重
- 猛将。政宗と争う。貧乳。
- 上杉マンティコア謙信
- 獣耳をつけた黒髪ロングの美少女。巨乳であり、それを強調する衣装を着ている。自分のことを神だと思っている。2巻の表紙。
- 宇佐美マンティコア定満
- 謙信の家臣。うさぎ耳の少女。
- 北条サキュバス氏直
- 気弱で病弱な少女。サキュバスなのに男性恐怖症だが、勇十には気を許しており、彼に下着姿で迫る。
- 織田サタン信長
- ラスボス。
- 細川政元
- 室町幕府管領。飯綱法を用いる大魔法使いである。勇者(征夷大将軍)を追放することで、戦国時代をもたらした。勇十を召喚した人物であり、彼が現代に帰る方法を知っている唯一の人物。
このライトノベルが参考としている文献[編集]
文庫版巻末より、一部を抜粋。
- 網野善彦・横井清『都市と職農民の活動』中央公論新社、2003年
- 大石泰正編『全国国衆ガイド』星海社、2015年
- 西股総生『土の城指南』学研パブリッシング、2010年
- 盛本昌広『草と木が語る日本の中世』岩波書店、2012年
- 山田康弘『戦国期室町幕府と将軍』吉川弘文館、2000年