今井雅晴

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今井 雅晴(いまい まさはる、1942年 - )は、歴史学者。筑波大学名誉教授、真宗文化センター所長、東国真宗研究所長。専門は日本中世史、日本仏教史。

著書[編集]

単著[編集]

  • 時宗成立史の研究』(吉川弘文館、1981年)
  • 『中世社会と時宗の研究』(吉川弘文館、1985年)
  • 『鎌倉新仏教の研究』(吉川弘文館、1991年)
  • 『中世を生きた日本人』(学生社、1992年)
  • 『『如信上人』――如信上人御廟所整備事業記念出版』(真宗大谷派東京教務所、1995年)
  • 『日本の奇僧・快僧』(講談社[講談社現代新書]、1995年/吉川弘文館[読みなおす日本史]、2017年)
  • 『茨城の禅宗』(筑波書林、1997年)
  • 親鸞――絶望を希望に変えた思想』(日本実業出版社、1997年)
  • 一遍――放浪する時衆の祖』(三省堂[歴史と個性]、1997年)
  • 『親鸞とその家族』(自照社出版、1998年)
  • 『捨聖 一遍』(吉川弘文館[歴史文化ライブラリー]、1999年、オンデマンド版2017年)
  • 『親鸞と東国門徒』(吉川弘文館、1999年、オンデマンド版2013年)
  • 『親鸞と本願寺一族――父と子の葛藤』(雄山閣出版、1999年)
  • 『アメリカにわたった仏教美術――フィラデルフィア美術館を中心に』(自照社出版、1999年)
  • 『一遍と中世の時衆』(大蔵出版、2000年)
  • 『親鸞と蓮如の世界』(筑波書林、発売:茨城図書、2000年)
  • 『親鸞の家族と門弟』(法藏館、2002年)
  • 『親鸞と浄土真宗』(吉川弘文館、2003年、オンデマンド版2013年)
  • 『親鸞と恵信尼』(自照社出版、2004年)
  • 『わが心の歎異抄』(東本願寺出版部、2007年/東本願寺出版(真宗大谷派宗務所出版部)[真宗文庫]、2019年)
  • 『恵信尼消息に学ぶ』(真宗大谷派宗務所出版部、2007年)
  • 『親鸞と如信』(自照社出版、2008年)
  • 『茨城と親鸞』(茨城新聞社[いばらきBOOKS]、2008年)
  • 『エジプトアインシャムス大学に赴任して』(自照社出版、2011年)
  • 『親鸞をめぐる人びと』(自照社出版、2012年)
  • 『現代語訳 恵信尼からの手紙』(法蔵館、2012年)
  • 『下野と親鸞』(自照社出版、2012年)
  • 『エジプト アインシャムス大学に赴任して(続々)』(自照社出版、2013年)[1]
  • 『恵信尼さま物語』(東海教区寺院女性・女声コーラス“萌木の響き”結成15周年記念演奏会実行委員会、2013年)[2]
  • 『日本語と日本人のこころ』(国際交流基金カイロ日本文化センター、2013年)[3]
  • 『親鸞と東国』(吉川弘文館[人をあるく]、2013年)
  • 『恵信尼――親鸞とともに歩んだ六十年』(法蔵館、2013年)
  • 『親鸞の伝承と史実――関東に伝わる聖人像』(法蔵館、2014年)
  • 『一遍』(創元社[日本人のこころの言葉]、2014年)
  • 『親鸞と歎異抄』(吉川弘文館[歴史文化ライブラリー]、2015年、オンデマンド版2025年)
  • 『親鸞と門弟――関東の風土の中で。門弟の側から』(真宗文化センター、2015年)[4]
  • 『日本研究の修士論文と博士論文の書き方――文学研究を中心にして』(国際交流基金カイロ日本文化センター、2015年)[5]
  • 『中国・大連語言学院の5日間――附:大連本願寺を訪ねて』(東国真宗研究所、2016年)[6]
  • 『親鸞聖人とともに歩んだ恵信尼さま』(自照社出版、2016年)
  • 『親鸞聖人と山伏弁円と板敷山』(自照社出版、2017年)
  • 北条時政の願成就院創立 上 時政の外交的活躍と運慶の造像』(東国真宗研究所[東国仏教叢書]、2017年)
  • 『北条時政の願成就院創立 下 安居院澄憲と「伊豆堂供養表白」』(東国真宗研究所[東国仏教叢書]、2017年)
  • 『親鸞聖人の京都・越後・関東』(真宗大谷派札幌別院、2018年)
  • 『親鸞聖人と性信房――二十四輩第一の直弟子』(自照社出版、2019年)
  • 『親鸞の東国の風景』(自照社出版、2020年)
  • 『日本文化の伝統とその心――「ことば」を手がかりに』(自照社出版、2020年)
  • 『仏都鎌倉の一五〇年』(吉川弘文館[歴史文化ライブラリー]、2020年)
  • 『鎌倉時代の和歌に託した心――西行・後白河法皇・静御前・藤原定家・後鳥羽上皇・源実朝・宗尊親王・親鸞』(自照社、2021年)
  • 『鎌倉時代の和歌に託した心・続――建礼門院・源頼朝・九条兼実・鴨長明・後鳥羽院宮内卿・宇都宮頼綱・北条泰時・西園寺公経』(自照社、2022年)
  • 『鎌倉北条氏の女性たち』(教育評論社、2022年)
  • 『鎌倉時代の和歌に託した心・続々――八条院高倉・極楽寺重時・笠間時朝・後嵯峨天皇・一遍・北条貞時・後醍醐天皇・足利尊氏』(自照社、2023年)
  • 『親鸞聖人の一生――親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃』(築地本願寺、発売:自照社、2023年)
  • 『平安貴族の和歌に込めた思い――菅原道真・藤原道長・紫式部・清少納言・白河天皇・源頼政・慈円・土御門通親』(自照社、2023年)
  • 『平安貴族の和歌に込めた思い・続――桓武天皇・在原業平・藤原頼通・紀貫之・菅原孝標女・待賢門院堀河・藤原忠通・平忠盛』(自照社、2024年)
  • 『平安貴族の和歌に込めた思い・続々――小野小町・小野篁・醍醐天皇・藤原彰子・大弐三位・赤染衛門・二条天皇』(自照社、2025年)

「歴史を知り、親鸞を知る」シリーズ[編集]

  • 1『親鸞聖人と東国の人々』(自照社出版、2009年)
  • 2『恵信尼さまってどんな方?』(自照社出版、2009年)
  • 3『二十九歳の親鸞聖人』(自照社出版、2010年)
  • 4『親鸞聖人稲田草庵』(自照社出版、2011年)
  • 5『関白九条兼実をめぐる女性たち』(自照社出版、2012年)
  • 6『常陸の親鸞聖人――常陸国府から鹿島神宮へ』(自照社出版、2013年)
  • 7『親鸞聖人の家族と絆』(自照社出版、2014年)
  • 8『親鸞聖人の越後流罪を見直す』(自照社出版、2015年)
  • 9『親鸞聖人と箱根権現』(自照社出版、2015年)
  • 10『親鸞の妻玉日は実在したのか?――父とされる関白九条兼実研究を軸に』(自照社出版、2017年)

「関東の親鸞」シリーズ[編集]

  • 1『四十二歳の親鸞――越後出発から関東への道』(真宗文化センター、2009年)
  • 2『四十二歳の親鸞・続――関東の住所』(真宗文化センター、2009年)
  • 3『四十四歳の親鸞――さまざまな門弟たち』(真宗文化センター、2010年)
  • 4『四十六歳の親鸞――さまざまな門弟たち・続』(真宗文化センター、2011年)
  • 5『四十九歳の親鸞――承久の乱のころ』(真宗文化センター、2011年)
  • 6『五十二歳の親鸞――「教行信証」の執筆』(真宗文化センター、2012年)
  • 7『五十三歳の親鸞――下野国への布教』(真宗文化センター、2012年)
  • 8『五十五歳の親鸞――嘉禄の法難のころ』(真宗文化センター、2013年)[2]
  • 9『五十六歳の親鸞――家族と恩愛』(真宗文化センター、2013年)[7]
  • 10『五十六歳の親鸞・続――北条氏の家族の悲劇』(真宗文化センター、2014年)[8]
  • 11『五十六歳の親鸞・続々――一切経校合』(真宗文化センター、2014年)[9]
  • 12『五十六歳の親鸞・又続――相模国への布教』(真宗文化センター、2015年)[5]
  • 13『五十八歳の親鸞――相模国への布教・続』(真宗文化センター、2015年)[10]
  • 14『五十九歳の親鸞――帰京の前夜』(真宗文化センター、2016年)[11]
  • 15『六十歳の親鸞――帰京。関東に別れを告げる』(真宗文化センター、2016年)[12]

「帰京後の親鸞」シリーズ[編集]

  • 1『六十三歳の親鸞――沈黙から活動の再開へ』(自照社、2018年)
  • 2『六十七歳の親鸞――後鳥羽上皇批判』(自照社、2019年)
  • 3『七十歳の親鸞――悪人正機説の広まり』(自照社、2019年)
  • 4『七十四歳の親鸞――覚信尼とその周囲の人びと』(自照社、2021年)
  • 5『七十五歳の親鸞――『教行信証』の書写を尊蓮に託す』(自照社、2022年)
  • 6『七十六歳の親鸞――『浄土和讃』と『高僧和讃』』(自照社、2022年)
  • 7『七十九歳の親鸞――山伏弁円・平塚の入道の没』(自照社、2023年)
  • 8『八十歳の親鸞――造悪無碍』(自照社、2023年)
  • 9『八十二歳の親鸞――善鸞異義事件』(自照社、2024年)
  • 10『八十三歳の親鸞――精力的な執筆・書写活動』(自照社、2024年)
  • 11『八十四歳の親鸞――西方指南抄』(自照社、2025年)

共著[編集]

  • 『茨城県の歴史』(長谷川伸三、糸賀茂男、秋山高志、佐々木寛司共著、山川出版社[県史]、1997年、第2版2011年)
  • 『親鸞の風景』(飛田英世共著、監修、茨城新聞社、2009年)

編著[編集]

  • 『日本名僧辞典』(中尾堯共編、東京堂出版、1976年)
  • 『日本名僧論集 第5巻 重源・叡尊・忍性』(中尾堯共編、吉川弘文館、1983年)
  • 『日本仏教宗史論集 第10巻 一遍上人と時宗』(橘俊道共編、吉川弘文館、1984年)
  • 『一遍辞典』(編、東京堂出版、1989年)
  • 『拾遺古徳伝絵』(鉾田町史編さん委員会共編、鉾田町、1994年)
  • 『中世仏教の展開とその基盤』(編、大蔵出版、2002年)
  • 『遊行の捨聖 一遍』(編、吉川弘文館、2004年)
  • 『知っておきたい名僧のことば事典』(中尾堯共編、吉川弘文館、2010年)

監修[編集]

  • 内海準二『よくわかる!親鸞――なぜ、"悪人こそ救われる"のか?』(PHP研究所[雑学3分間ビジュアル図解シリーズ]、2006年)
  • 講談社編『親鸞めぐり旅』(上山大峻共同監修、講談社、2010年)
  • 『親鸞聖人関東ご旧跡ガイド』編集委員会編集『親鸞聖人関東ご旧跡ガイド』(本願寺出版社、2011年)
  • 『越後の恵信尼』(ゑしんの里記念館、2012年)[13]

筑波大学からの刊行物[編集]

  • 『スロヴェニア・リュブリャーナ大学の日本研究専攻』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2000年)
  • 『ニューヨーク・コロンビア大学の日本研究・2000年秋』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2001年)
  • 『スロヴェニア・リュブフリャーナ大学と筑波大学――大学間交流協定の成果 1997年〜2002年』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2002年)
  • 『イスタンブール・ボアジチ大学の日本語講座』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2002年)
  • 『日本の宗教と芸能』(筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2002年)
  • 『日本の歴史概論――国際交流の観点から』(筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2002年)
  • 『鎌倉時代の人物群像』(筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2003年)
  • 『日本語・日本文化学類教員の外国研究と教育』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2003年)
  • 『日本文化と神道』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2003年)
  • 『フランス・リヨン第三大学の日本研究』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2004年)
  • 『室町時代の人物群像』(筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2004年)
  • 『世界の文化と日本――対訳(1-3)』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2004-2006年)
  • 『中国・大連と日本研究』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2004年)
  • 『筑波大学第二学群日本語・日本文化学類開設20周年記念シンポジウム「発信」――日本語・日本文化教育の展望』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2005年)
  • 『戦国時代から安土桃山時代へ――日本の宗教と芸能 続』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類、2005年)
  • 『中国・大連の筑波大学――日本語・日本文化学類の出張講義』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類[世界の中の筑波大学1]、2005年)
  • 『スロヴェニア・リュブリャーナの筑波大学――日本語・日本文化学類の出張講義』(編、筑波大学第二学群日本語・日本文化学類[世界の中の筑波大学2]、2006年)

出典[編集]

関連文献[編集]

  • 今井雅晴先生古稀記念論文集編集委員会編『中世文化と浄土真宗』(思文閣出版、2012年)