久野修義

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久野 修義(ひさの のぶよし、1952年 - )は、歴史学者。岡山大学名誉教授。

大阪市生まれ[1]。1974年京都大学文学部史学科卒業。1980年京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学[2][3]。京都大学文学部助手を経て[2]、1986年岡山大学文学部助教授、1999年教授[4]。2000年「日本中世の寺院と社会」で博士(文学)(京都大学)[5]。2004年岡山大学社会文化科学研究科教授[3]。岡山大学文学部長も務めた[2]。2017年定年退職[4]、名誉教授[2]放送大学客員教授[1]

専門は日本中世史で[1]、中世寺院史や岡山県中世地域史を研究する[1][2][6]。著書に黒田俊雄権門体制論を創造的に継承し、東大寺を中心に中世の寺院と社会を研究した『日本中世の寺院と社会』(塙書房、1999年)がある[7]。黒田俊雄編『訳注日本史料 寺院法』(集英社、2015年)の編集に携わる[8]。『図説岡山県の歴史』『新修倉敷市史』『吉井町史』『牛窓町史』『長船町史』『哲多町史』など岡山県下の自治体史の編纂や執筆にも携わる[1][6]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『日本中世の寺院と社会』(塙書房、1999年)
  • 重源栄西――優れた実践的社会事業家・宗教者』(山川出版社[日本史リブレット人]、2011年)

編著[編集]

  • 『京都大学文学部博物館の古文書 第6輯 東大寺文書』(編、思文閣出版、1990年)

出典[編集]

外部リンク[編集]