下山村 (愛知県東加茂郡)
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下山村(しもやまむら)とは、愛知県東加茂郡に存在した村である。平成17年(2005年)4月1日に西加茂郡藤岡町・西加茂郡小原村・東加茂郡足助町・東加茂郡旭町・東加茂郡稲武町と共に豊田市へ編入されて消滅した。
概要[編集]
村の大部分が木曽山脈の南端にある山地帯で、林野率は約80パーセントに及んでいる。東部の村境沿いに源を発する巴川が中北部を北西に流れ、南西部には西の豊田市に流出する郡界川がある[注 1]。
村の産業としては稲作を中心に、麦・野菜・工芸作物・花卉栽培をはじめ、畜産や養蚕などが行なわれるほか、椎茸などの特産がある。またその立地上から岡崎市や豊田市への通勤者も多い。
観光地としては三河高原牧場や三河湖などの自然に恵まれ、巴川上流部はアマゴ、野原川はニジマスの釣り場として有名である。
2005年(平成17年)4月1日に東加茂郡他3町(足助・旭・稲武の各町)を含む全域および西加茂郡の藤岡町・小原村が豊田市へ編入されたことにより、下山村は消滅した。
下山村の見どころ[編集]
下山村の特産品[編集]
下山村の年中行事[編集]
人口・面積[編集]
- 人口は5586人。
- 面積は114.18平方キロメートル。
交通[編集]
鉄道[編集]
村発足から現在に至るまで通じたことはない。
なお、明治末期の信三鉄道に、挙母(現・豊田市)〜新城間の支線構想があった。
道路[編集]
高規格道路[編集]
旧村域には通じていない。旧村域に至近なのは東海環状自動車道の豊田松平インターチェンジ。
一般道路[編集]
路線バス[編集]
豊田市合併直前は、名鉄バスが東岡崎駅と村内を結ぶのみだった。合併後に、松平地区経由で豊田市駅への路線が新設された。
教育[編集]
- 高等学校
村域に高等学校はなく、現在も無い。
近手には松平、岩津、作手といった公立高校がある。
その他[編集]
旧下山村の固定電話の市外局番は、056486 → 0564(岡崎MA)だったが、豊田市合併後に豊田MAの0565に変更された。この変更のため、豊田MAと0536(新城MA)が隣接区域になった。