三木鉄道ミキ300形気動車

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

三木鉄道ミキ300形気動車(みきてつどうみき300がたきどうしゃ)は、三木鉄道が1998年に導入した気動車車両のこと。

登場の経緯[編集]

1998年の三木駅2線化にあたり、従来のミキ180形2両体制では運用を賄えないため、当時絶賛製造中だったLE-DC車両として用意された。

その後、1999年と2002年に車齢15年に迫るミキ180形の置き換えのために2両が増備され、全3両体制となった。

構造[編集]

基本構造は明知鉄道アケチ10形気動車に準じているが、車体長が18mに延長され、最高速度は加古川線乗り入れを見越して95km/hとされた。エンジンは日産ディーゼル製のPF6HTを搭載し、出力は295psを確保し、形式の300の由来ともなっている。ブレーキ方式はSME直通ブレーキとされた。スカートは持たず、スノープロウを設置されている。

運用[編集]

晩年は三木鉄道の全運用を担ったが、2008年4月1日の三木線廃止で全車が用途を失った。

譲渡[編集]

当初は2両を競売、残る1両は静態保存の予定だったが、最終的に全3両が譲渡された。令和以降老朽化と部品確保の問題から急速に数を減らすフェーズに入っており、樽見鉄道のハイモ295-617の余命宣告も時間の問題となった。

樽見鉄道ハイモ295-610形気動車[編集]

2008年10月1日付で樽見鉄道が3470万円で105を落札、ハイモ295-617に改番。2009年3月より運転を開始、ハイモ230-301を淘汰した。

北条鉄道フラワ2000形気動車[編集]

競売の予定だったが、最低売却価格を下回り相対交渉に回った結果10月30日付で北条鉄道が1785万円にて104を購入、フラワ2000-3に改番され、同社フラワ1985-1を淘汰した。

2026年度中にキハ100形の導入が決まり余命宣告を受けている。

ひたちなか海浜鉄道ミキ300形気動車[編集]

保存予定で旧三木駅構内にて留保されていた103だが、ひたちなか海浜鉄道が2009年に500万円で購入。運用開始は同年8月で、同社キハ22形223を淘汰した。原番号のまま運用を開始している。他形式との併結は一切できない。

キハ100-39の投入で2024年10月に運用終了。