ロベルト・シンチンゲル(Robert Schinzinger, 1898年ー1988年10月9日)は、日本で活動したドイツ出身の文学者、ドイツ語教師。
ドイツ・フライブルク生まれ、哲学、数学、文学史をベルリン大学、フライブルク大学、マールブルク大学、ハイデルベルク大学、ハンブルク大学で学ぶ。1923年三木清の誘いで来日、旧制大阪高等学校などでドイツ語を教え、1943年学習院大学教授としてドイツ語を教える。69年定年退職し、名誉教授。東京大学講師も務めた。妻は田口和子。
- 『文化の省察』五十嵐達六郎 等訳、弘文堂、1942
- 『実在の省察』福本喜之助 訳、弘文堂書房、1948
- 『ニーチェ』(ドイツ文豪物語 第2巻)ロベルト・シンチンガー 著, 小塩節 註、第三書房、1960.2
- 『ゲーテ』(ドイツ文豪物語 第4巻)ロベルト・シンチンガー 著, 小塩節 注、第三書房、1962.2
- 『現代独和辞典』山本明,南原実共編、三修社、1973
- 『詩人の肖像』第三書房、1974
- 『現代和独辞典』山本明,南原実共編、三修社、1980.12
- 『カール・ヤスパースの想い出』寺脇丕信訳、北樹出版、1986.10
- 『独和広辞典』山本明、南原実共編、三修社、1986.12