ロケ

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ロケ は、ドラマ映画をスタジオ以外の外で撮影することである。

ロケ地[編集]

ロケに使用される地域は、都市生活を描いた作品の場合は、景観の優れた東京川崎横浜の新興住宅地で行われることが多く、海沿いであればやはり横浜や湘南が多い。下町田舎の場面で他の地域が使用される。

かつては、ロケに使用されるということは、名誉のあることで宣伝効果が抜群で多くの人が喜んで撮影に協力。個人経営の店舗や百貨店が撮影に協力していた。道路や店舗を封鎖し間近に多くのエキストラが歩きその中心に有名な芸能人がいて、その周囲に多くの一般人が集まり盛り上がった。

ロケ地巡り[編集]

ドラマを見た視聴者がロケ地を見学することをロケ地巡りという。東京・川崎・横浜・湘南の場合、多くは首都圏内の見学者であるが地方からも見学に訪れた。

実際にロケ地を訪れると住み心地の良さそうな住宅地を気に入り実際に住む人が多く存在した。結果として情報番組なども影響し東急小田急京王の沿線が人気が集まり現在に至る。参考例:5分間に編集された映像でこれらのロケ地が出てくる 1992年

現在はアニメ界隈で聖地巡りが行われているが住むことはないようである。

ドラマ離れ[編集]

しかし、ドラマ離れ(テレビ離れ)が進み、宣伝効果が薄れ、テレビ業界自体が嫌わるようになり、ロケは単なる迷惑行為であると認識され、撮影に協力しない市民や団体が多くなった。以前のように周囲に集まる一般人やロケ地巡りを行う一般人も大幅に減少した。

撮影するので席を譲ってくださいなどと言った場合「なんで私がどかなきゃならないの。他でやればいいじゃない💢」などと文句で返ってくるという。病院で撮影する内容であれば「カメラに患者が不安になるので協力できない」などと断られるだけでなく、これらのロケの苦境が週刊誌などに報じられると「見苦しい俳優のために病院でロケやらなくていい」などとコメントがネット上にあふれるのである。

本来はスタジオ内のセットと屋外のロケとバランス良く組み合わせるものであるが、テレビ業界自体が衰退し予算がないため家具の購入費やセットの制作費を節約しなければならない。

その分、多くの場面でロケで撮影しなければならない。ただでさえ嫌われロケの協力が得られない状況であるにも関わらず、コロナ中居正広の問題により、さらに断られることが多くなり厳しい状況となった。

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