ルイ13世
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ルイ13世(英:Louis XIII)とは、フランス・ブルボン朝の2代目国王。
生涯[編集]
1601年9月27日に生まれる。父はフランス王アンリ4世、母は王妃マリー・ド・メディシス。1610年、父王の暗殺により9歳でフランス王に即位。母が摂政として権力を振るったが無能だったため、1617年に宮廷クーデタを起こして国政から追放した。また、1615年にはスペイン王女アンヌ・ドートリッシュと結婚した。
即位当初のルイ13世はユグノーの反乱と貴族の権力争いに悩まれたが、1624年にリシュリュー枢機卿が宰相に就任すると統治は安定を見せる。リシュリューはユグノーの拠点を陥落させ、貴族の統制を図ることで中央集権化を進めた。1635年には三十年戦争にプロテスタント側で介入。ルイ13世自体は敬虔なカトリックだったが、ハプスブルク家を弱体化させるための合理的な判断だった。1642年に老齢のリシュリューは死亡し、ルイ13世も後を追って1643年5月14日に崩御した。享年41。