マリア (留学生)
ナビゲーションに移動
検索に移動
サソブスカ・マリア[1][注釈 1]は、ウクライナ出身・群馬県在住の女子大学生(初版立項時)。
経歴・人物[編集]
2005年頃[2]、キーウに生まれる。12歳のときよりリヴィウで暮らす[3]。
リヴィウ国立大学日本語学科に学ぶも、在学中にロシアの侵攻により休校となる。駐日ウクライナ大使館を通して群馬大学を紹介され、2022年6月来日[3]。
2022年6月17日、群馬大学は記者会見を開き、マリアほか1名を科目等履修生として受け入れると発表。2023年3月まで共同教育学部の授業を受ける予定であるという[2]。
会見にはウクライナのセルギー・コルスンスキー大使も出席。本人は日本文化が好きで、日本のものの見方に関心があるといい「ウクライナに安全な所はない。日本の人にもウクライナのことをたくさん知って欲しい」と挨拶した[2]。
2022年8月4日、共同教育学部の授業発表会に参加。三味線の演奏と石の彫刻を披露[4]。
2024年11月13日、群馬県立太田高等学校で英語で講演[5]。
2025年4月1日、群馬大学情報学部入学。同大学がこの春から導入した新総合型選抜(旧・AO)によるもの。本人は「ウクライナに関する活動を続けながら幅広く学びたい。ヒップホップダンスにも興味がある」とコメント[6]。
2025年9月13日、安中碓氷ユネスコ協会が主催したシンポジウムでウクライナの現況について説明し、中・高生に戦争の悲惨さと平和の大切さを語る[1]。
2025年7月現在、データサイエンスを学び、Webデザイナーになるのが夢。休日は前橋でカフェ巡りをするほか、6人の女子グループでダンスを楽しむ。日本の歴史とアニメが好き。また、元寇襲来の際の神風について聞き知ると、この国の神秘的な側面にも関心を持つ[3]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 姓と名の語順が逆なのではと思うが、フルネームが確認できる出典ではこうなっていた
出典[編集]
参考文献[編集]
- 星井麻紀 (2022年6月18日). “群馬大学、ウクライナ人2学生受け入れ 来年3月まで”. asahi.com. 2025年9月24日確認。
- Kazuya Abe「ウクライナと日本の懸け橋に マリア」、『me bu ku』第15号、株式会社ぐんま瓦版、前橋市千代田町、2025年7月15日。