ビル管理
ビル管理(びるかんり)は、建築物(ビル)の維持・管理するために点検・修繕・清掃・警備などの業務を行うこと、またはそれを請け負う業者のこと。 ビルメンテナンス(略称はビルメン)ともいう。
概要[編集]
ビル管理業界(ビル管理会社)は、「設備管理(部門)」、「清掃(部門)」、「警備(部門)」の3つの部門に別れている場合が多い。 ビルオーナーとビル管理会社が管理委託契約を結んでビル管理業務を実施している場合が多い。
設備管理[編集]
日常業務では、地下にある設備管理室(設備監視室)に常駐している。 電気設備、空調設備、冷暖房設備、給排水・衛生設備などの運転操作・監視、定期点検を行い、異常の早期発見・故障時の応急修理など行う。巡回点検で電気・ガス・水道のメーター検針なども行う。業務日誌の作成などがある。
「設備管理(部門)」では、国家資格を所持していることが重要視されている。電気工事士、ボイラー技士、冷凍機械責任者、危険物取扱者(乙種4類)、を「ビルメン資格4点セット」という。さらに消防設備士を追加したのを「ビルメン資格5点セット」という。上位資格の電気主任技術者、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)やエネルギー管理士を「ビルメン資格3種の神器」という。
清掃[編集]
建築物(ビル)の内部やその周辺の清掃を行い、廃棄物を分別回収する。
常駐警備[編集]
日常業務では、警備室や防災センターなどに常駐している。 事件や事故・火災などの災害を未然に防ぐために建物(ビル)内の巡回や防犯活動や防火・防災活動を行っている。 また、鍵やセキュリティーカード、駐車場の管理業務を行う。
労働環境[編集]
ビル設備管理は、高齢者の従業員の割合が高い。また、1カ月に8回程度の泊まり勤務(仮眠時間が6時間~7時間)がある場合もある。また給料も安いために「きけん・きつい・きたない」3K業界という労働環境が悪いイメージが強いために、若者の世代からは敬遠されがちな業界である。