ハンマアサマ
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ハンマアサマ、はんまあさま[1]、ハンマーサマ[2]は、静岡県東伊豆町稲取地区に伝わる大漁祈願の行事[3]。2002年に国指定無形民俗文化財に指定されている[2][3]。
概要[編集]
毎年9月8日から9月9日、重陽の節句に各家庭で行われている伝統行事である[2][3]。
9月8日にハマユウ(ハマオモト、浜万年青)の葉を人形(武士)、イカ、サンマなどの姿に切り抜いて作る[4]。人形は、松の葉で刀や陣笠を作り、ハマユウの葉の胴体部と組み合わせ、家族の人数分を作る[4]。作ったものを柏餅や御神酒を供えて奉る[4]。翌9月9日に「いかとさんまにならっしぇよ」というまじないを唱えて海に流す[4]。この際に泣き真似をするのも特徴となっている[4]。
「ハンマア」とはハンマーの意ではなく、ハマユウのことである[4]。
由来[編集]
不漁だった年に魚の大群を目的に鳥が集まる「鳥やま」が沖に見えたので漁船を出すと、そこには戦に敗れた7人の武士の遺体があった[2]。漁師たちが遺体を持ち帰り、手厚く葬ったところ、稲取ではイカとサンマが多く獲れるようになった[2]。漁師たちは、大漁をもたらす神として遺体を稲取岬の龍宮神社に石塔を祀り、この行事を行うようになった[2]。