ハドロン化
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ハドロン化とは、クォークやグルーオンなどの有色粒子からハドロンが形成される過程のことである。
ハドロン化の物理的要因は、クォークとグルーオンが自由状態で存在できないことにある。色力学的相互作用の結果、クォークとグルーオンは結合してハドロンと呼ばれる無色粒子になる。量子色力学の枠組みとしては閉じ込め問題に対する満足のいく解決策がまだ得られていないため、ハドロン化の過程の詳細は十分に解明できていない。
ハドロン化の種類[編集]
ハドロンジェット[編集]
パイ中間子質量よりもはるかに大きなエネルギーを持つ有色物体がハドロン化される過程で、多数のハドロンが生成され、狭い角度の円錐状に飛翔する。円錐の軸の方向は、元の有色物体の運動方向によて決定される。このように飛翔するハドロンはハドロンジェットを形成する。ハドロンジェットは粒子検出器で実験的に観測される。
ビッグバン理論[編集]
ハドロン化は、ビッグバン直後のクォーク-グルーオンプラズマの冷却においても重要だった。この時、媒質の温度はハドロン化温度である170MeVを下回った。この温度は、有色粒子は自由状態では存在できず、ハドロンに結合してしまう。