チョッキン

『チョッキン』は吾妻ひでおのギャグ漫画。

『週刊少年チャンピオン』（秋田書店）にて、1977年1号から1978年15号まで連載された。単行本は全4巻。

概要[編集]

『みだれモコ』の後に『週刊少年チャンピオン』で連載された作品で、同誌での吾妻の最後の連載作品である。

この時期は結局『がきデカ』や『マカロニほうれん荘』に勝てないことがわかり、かなり自虐的になっていた時期で、巻末の作者のコメントにも「一流になれない」という自嘲が盛んに出てきてる時期だった。この作品はそれほど目立たずひっそりと連載されていた。

チョッキンは、あの手この手でお金を貯めようとするが上手く行かない。

チョッキン: タイトルロール。貯金が人生の主目的である中学生。1話の時点で、預金高は135万6750円。; 父は会社をいくつも経営しているというが、住居はボロボロで父母ともにどケチである。家には洗濯機もないし、テレビはあるが映らない。
絵美ちゃん: チョッキンがあこがれる美少女の中学生。
東つぼみ: 9話「パパは大金持ちの巻」より。父は大会社の社長で、祖父は政界の黒幕を自称するポニーテールの少女。
どぶどろマリー: 19話「テレビがほしい!の巻」より。関東拾い組組長を名乗り、ボロ着の美少女。チョッキンを上回るどケチぶり。
ミレーヌ: 46話「人生たのしく!!の巻」より。チョッキンのいとこ。「ぜいたく病」を患っており。チョッキン一家と違ってどケチではない。
早乙女綾: 52話「しあわせのバレンタインデーの巻」より。チョッキンにあこがれる後輩女子。

1巻

2巻

3巻

4巻