セル画
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セル画(せるが)とは、かつて日本のアニメーションにおいて制作に使われていた物である。セルロイドとも呼ぶ。
セル[編集]
透明なセルにキャラクターを描き、重ねることによりコマができる。撮影は巨大なカメラをつかい一コマ一コマ動かしながら制作をしていた。当時はブラウン管が多かった。セルはデジタルに比べると彩度は低いが、美術面においては美しい場面が見受けられる。まあ、手書きだからこそ味がある。
セル画の販売中止からデジタル制作へ[編集]
96年にセル画の破棄が環境汚染に繋がることが国から指摘されたことから、順次メーカーからセル画の生産が中止されることになり、1990年代末期から2002年にかけてデジタルに切り替える作品が多くあった。その後、サザエさんはセル画のままで継続されたが、ハイビジョン以降は画質の悪さと相まって視聴者から『画質が汚い』と苦情が来たため、2013年にデジタル制作に切り替えたことにより、日本におけるセル画の制作は役を終えることとなった[1]。と思われたが、ガンダムで有名なサンライズは2010年代に入ってもセル画制作を続けていた。全面的な完全デジタル化は時間がかかると見込まれたため、ラブライブシリーズは2作目までセル画制作であり、スキャナーによる撮影を行っていた[2]。サンライズが完全デジタル制作に移行したのは2020年代に入ってからであり、日本のセル画制作は60年目で役目を終える事となった。→「デジタルアニメ」を参照。
外部リンク[編集]
- テレビアニメにおける放送形態の変遷(TVアニメ資料館の中にあるサイト)
- ↑ サザエさんが2013年中期頃までセル画で制作されていた理由としては、セル特有の『温かみ』が残りそれが視聴者に安心感を与えるという制作陣からの思いであった。しかし、ハイビジョンに移行して暫くすると、コマ送りの際に色彩が変化したりなどのデメリットがあり、それを見た視聴者からは『色彩が不安定だ』というクレームが寄せられることになり、最終的には2013年秋からデジタル制作に移行した経緯がある。
- ↑ サンライズは2010年代初頭当時、デジタル制作のノウハウが乏しかったため、2015年の銀魂からデジタルに移行し、ラブライブシリーズは3作目の虹々咲からデジタル制作に移行するといった手順を踏んだ経緯がある。