スティーブン・シャー

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スティーブン・シャー英語: Steven Shaw1961年11月5日 - )は、カナダ出身で、日本で活動するピアニスト[1]

東京ディズニーランドのアトモスフィア・エンターテイメントの1つ「バイシクル・ピアノ」の「スティーブ」として知られる[1]

バイシクルピアノ[編集]

アトモスフィア・エンターテイメントとは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの園内でエリアごとのテーマに合わせて不定期に行われるパフォーマンスのこと[1]。「バイシクルピアノ」はスタンドピアノに車輪、サドルやペダルを取りつけた、三輪車(チェーンやクランクは無い)とピアノとが一体となったような特製の乗り物、ピアノ(静岡県クロイツェルピアノ特注品)に乗り、主にワールドバザールで演奏、ときには移動しながら演奏を行う[1]

演奏される楽曲は、ディズニー映画の楽曲が多いが、時にはさだまさしの北の国から」を演奏するといったこともある[1]

略歴[編集]

1961年11月5日カナダブリティッシュコロンビア州で生まれる[1]

幼い頃からピアノを習い、14歳のときにプロのピアニストとなる。主にレストランやカナダで演奏を行っていた[1]

1998年、東京ディズニーランドの「バイシクルピアノ」のパフォーマーとしてのオーディションに合格し、東京ディズニーランドで演奏する[1]。なお、スティーブ以前にも別人によるバイシクルピアノの演奏は東京ディズニーランドで行われていたため、スティーブが初ということではない。また、アメリカ合衆国のディズニーパークでもバイシクルピアノのパフォーマンスは行われている。

以降、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーで大量のアトモスフィア・エンターテイメント解雇が行われた2018年度、コロナ禍による閉園およびアトモスフィア・エンターテイメント自粛期間を除き、継続して出演し続けている。バイシクルピアノ以外にも、時にはイベントで開催されるショーで演奏したり、ダイヤモンドホースシューで開催されるショーでも演奏していた。講談社から出版される東京ディズニーランド関連書籍の表紙画を飾ったこともある。

バイシクルピアノ公演中の本人の弁によれば、千葉市緑区居住で、日本人の妻がいる(東京ディズニーランドのキャスト(アルバイト)だったという話も)。日本語は流暢であり、英語、フランス語のほか中国語によるパフォーマンスも行っている。

自費出版のピアノアルバム『crescendo(クレッシェンド)』をリリースする[1]。ディズニーの楽曲はほとんど収録されておらず、ラグタイムクラシック、映画主題歌の演奏が収録されている[1]

脚注[編集]

外部サイト[編集]