エデンズ・ランディング駅
エデンズ・ランディング駅(Edens Landing)は、オーストラリア・クイーンズランド州のビーンリー線が乗り入れる鉄道駅である。
歴史[編集]
1980年代の鉄道サービス向上に伴い、デベロッパーのレイトン・デベロッパーズが費用を負担する形で駅設置が進められた。1985年頃に設置・命名され、1986年1月25日に当時の運輸大臣ドン・レーン(Don Lane)によって正式に開業した。
1992年4月21日、路線の複線化事業の一環として2番線プラットホームが新設された。
運行サービス[編集]
当駅には、ビーンリー駅からボーエン・ヒルズ駅およびファーニー・グローブ駅へと向かう、ビーンリー線の列車が乗り入れている。
駅構造[編集]
当駅はエディ・アベニュー(Eddy Avenue)のすぐ近くに位置し、相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは駅の下を通る地下道によって接続されている。
1番線ホームは北側に、2番線ホームは南側に位置している。駐車場、送迎スペース、券売機、および通勤客用の駐輪スペースは、南側のエディ・アベニューに面したエリアに集約されている。
両ホームには屋根付きの待合席とインターフォンが設置されている。インターフォンは双方のホーム中央に配置されているが、屋根付き待合席の配置はホームによって異なり、1番線はホーム中央、2番線はホームの両端付近に設置されている。
| 乗り場 | 路線 | 行先 |
|---|---|---|
| 1 | ■ビーンリー線 | ビーンリー行 |
| 2 | ローガンリー・ブリスベンシティ・フェリーグローブ方面 |
事故[編集]
2006年6月上旬、当駅で男性が両足を失う事故が発生した。この男性は列車から降車した後、急いで引き返し、動き出した列車の外側にしがみついたものの、耐えきれずに転落した。プラットホームにいた乗客がホームのヘルプ電話を使い、クイーンズランド鉄道の管制センターへ通報した。男性はローガン病院へ搬送された後、プリンセス・アレクサンドラ病院へ転送された。この事故により列車の運行が3時間中断され、乗客はバスによる代行輸送で対応された。翌7月にも当駅付近で別の事故が発生し、上下線ともに運行が乱れ、乗客がバスに乗り換える事態となったが、これら2つの事故の因果関係は不明である。
2008年には、当駅を通過中だった快速列車に男性がはねられ、死亡する事故が発生している。
将来の計画[編集]
進行中の「ローガンおよびゴールドコースト高速鉄道プロジェクト」では、クラビー - ビーンリー間の複々線化計画を進めており、これに伴い鉄道システムの近代化、駅の改修、および踏切の撤去が行われる。当駅は、このプロジェクトによって改修または移転の対象となっている9つの駅のうちの一つである。
2023年11月に当駅のアップグレード案が提示され、同年11月から12月にかけてクイーンズランド州運輸・主管道路省(TMR)による地域住民への意見募集が実施された。調査結果は当初2024年初頭に公表予定だったが、同年8月にずれ込んで発表された。住民からは、駐車スペースの拡充や、地域を通る「アクティブ・トランスポート回廊への接続点」の設置を求める声が寄せられた。これを受け同省は、駐車需要と当駅の利用可能な敷地バランスを検証しつつ、アクティブ・トランスポート回廊との接続方法の検討を進めている。運輸・主管道路省は、2026年前半に改訂された当駅のデザイン案を地域住民に公開する予定である。
政府の承認を前提として2024年後半に施工業者が決定され、その後詳細な建設スケジュールが確定する予定であったが、ローガンおよびゴールドコースト高速鉄道プロジェクト自体の着工が2025年中頃に延期された。そのため、当駅の具体的な工事開始時期は現時点で未定である。
関連リンク[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
■ビーンリー線の駅一覧 |