アストラ・トランス・カルパティック
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | ATC |
| 本社所在地 |
ブカレスト |
| 設立 | 2014年10月16日 |
| 業種 | 運輸業 |
| 事業内容 | 鉄道事業 |
| 代表者 | ヴァレル・ブリダル |
| 売上高 | 287万ユーロ |
| 純利益 | 3万1000ユーロ |
| 外部リンク | https://www.astratranscarpatic.ro |
アストラ・トランス・カルパティック(ルーマニア語:Astra Trans Carpatic)とは、ルーマニアで旅客列車を運行する鉄道事業者である。一部列車はオープンアクセス方式で運行され、その他は国との契約に基づいて運行される。同社は鉄道車両の製造を行うアストラ・ヴァゴノワネ・カラトリ・アラドのグループ企業である。アストラ(Astra)という名称はルーマニア語の「トランシルヴァニア教会」を意味するAsociație Transilvanaに由来する。
2014年に設立され、2017年に最初の列車の運行を開始した。当初は、オープンアクセス型の長距離輸送会社として位置づけられた。その後、公共サービスを通して中距離路線サービスへと拡大した。
アストラ・トランス・カルパティックは、最初の2年間は赤字を出したものの、2019年からはわずかに黒字に転換した。
歴史[編集]
ルーマニアにおける旅客輸送サービスの競争導入は1998年より始まった。当時のルーマニアの路線の約10%は民間事業者に付与された。これらの路線は非相互運用路線として知られ、民間の認可を得た事業者が独占的な運行権を持つ、これらの路線の運行距離は40kmを超えない。しかし、2014年にアストラ・トランス・カルパティックが設立され、長距離夜行列車を運行することでルーマニア鉄道(CFR)と直接競合し、「プレミアム」のサービスとして位置づけられた。同社は車両の製造を委託し、2017年2月2日にアラド-ブカレスト間で最初のサービスを開始した。夏季にはコンスタンツァまで延長運転される。
同時にアストラ・トランス・カルパティックはデンマークの国鉄であるDSBからIC2系電車を取得した。アンサルドブレダ社製のこれらの車両は最高速度200km/hで走行可能だが、2012年11月からわずか4年後の2016年8月には、満足のいく結果は得られなかった。
アラドの工場で塗装されたこれらの車両は、最高速度が140km/hに引き下げられ、2018年に国から補助金を受けたいくつかの路線で運行を開始した。これらの車両は新品同様で、競合他社が使用していた1963年製のX4500系気動車と比べて質的に飛躍している。
運行路線[編集]
- アラド-ブカレスト(-コンスタンツァ)間:1日1往復
- 夏季のみコンスタンツァまで延長運転される。
- ティミショアラ-アラド-オラデア-サトゥ・マーレ-バイア・マーレ間:1日1往復
- 休止中
- ティミショアラ-アラド間:1日1往復
- 休止中
- ブカレスト-コンスタンツァ間:1日1往復
- ブカレスト-ブラショフ間:1日2往復
- ブカレスト-ティトゥ間:1日2往復
車両[編集]
アストラ・トランス・カルパティックは、夜行列車に、最高速度200km/hまで対応可能な最新型の客車を使用しており、セルヴトランスからリースした機関車または、中古で購入した機関車が牽引する。客車は、オーストリアで登録されたものが使用される。
- 60席の2等座席車(Bpmz 20-90系)
- 10個のコンパートメントと6つの寝台を備えた寝台車(Bcmz 50-90系)
- 寝台車(WLABmz 70-90系)
日中の列車には15編成のIC2電車が使用される。