よみもの:ロシア語キリル文字がラテン文字に置き換えられたらどうなるのか
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もしも将来ロシアが絶対にありえないが周りの国の流れに乗ってキリル文字からラテン文字に使用を置き換えることになったらどのような形で置き換えられるのか憶測する。
文字の簡易的な置き換え[編集]
置き換えがないものは考えられるものが複数あるので後述する。
- А а→A a
- Б б→B b
- В в→V v
- Г г→G g
- Д д→D d
- Е е→E e
- Ё ё→Ë ë
- Ж ж→Ž ž
- З з→Z z
- И и→I i
- Й й→
- К к→K k
- Л л→L l
- М м→M m
- Н н→N n
- О о→O o
- П п→P p
- Р р→R r
- С с→S s
- Т т→T t
- У у→U u
- Ф ф→F f
- Х х→Ch ch
- Ц ц→C c
- Ч ч→Č č
- Ш ш→Š š
- Щ щ→
- Ъ ъ→
- Ы ы→Y y
- Ь ь→
- Э э→
- Ю ю→
- Я я→
詳細[編集]
- Ж,Ч,Ш→Ž,Č,Šのようにハーチェクを冠したものは他のラテン文字を用いるチェコ語やクロアチア語などのスラブ語圏では同等の音なのでZh,Ch,Shのようには置き換えられないと考えられる。
- Х→Chはポーランド語、チェコ語、ドイツ語(ゲルマン系)などで同じ音を表し、対応する一文字はないのでこうなると思われる。
前例がないので流石に新しく文字は作らないはず。 - Ц→Cは普通に他のスラブ語圏では同じ[ts]を表している。
- Ы→Yはポーランド語で同じ音を表しているためである。他のスラブ語ではIとYの区別はほとんどない。
- ЙはJ jかIにブレーヴェを冠したものになると思われる→I˘ı˘。もしくはウクライナ語に準じてÏもありえる。
- Щは恐らくŚになると思われる。ポーランド語において同じ音を示すが、この文字がどう置き換わるのかは少し未知である。
一生実現しないことなんだけどね - Ъは一般的なラテン転写では「'」と表わされるが、こうはならないと思われる。この文字はロシア語において子音と軟母音を切り離す役割があり、ラテン文字では対応するものがない、そのまま流用されるかもしれない。
- ЬはЪと同じく流用するかJになると思われる。もしJにするならЙはブレーヴェを用いるだろう。
- ЭはЕでEを使用してしまっている以上、別の文字にする必要がある。おそらくEにサーカムフレックスか何かを冠したものが用いられると思われる。例Ê,E°,É,È、ブレーヴェとなるとハーチェクと混同していまうので考えられない。
- Ю:JとUで合字を作るか流用するか、いろいろ選択肢がある。
- Я:こちらもJとAで合字を作るか流用するか、いろいろ選択肢がある。