ふじ子 (ゾウ)

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ふじ子 (ふじこ、1968年4月10日 - 2025年7月30日) は、愛知県岡崎市岡崎市東公園動物園で飼育されていたメスのアジアゾウである。愛知県内で飼育されている象の中では最高齢であった。

概要[編集]

1968年4月10日スリランカで生まれた。後に日本にやってきて広島県福山市赤坂遊園で育てられ、1982年に同園に来た。人気に火が付いたきっかけの1つが「ベルトコンベアを使った餌やり」である。ベルトコンベアリンゴを乗せると、ふじ子の元まで運ばれ、ふじ子が長い鼻を使って見事に食べる様子が、子供たちを楽しませていた。また、日本で唯一「無料で見ることができるゾウ」として、多くの岡崎市民に愛されてきた。2015年頃から足が弱くなり始め、屋外での展示は2025年7月11日が最後だった。7月30日の朝に自力で起き上がれなくなり、同日午後2時20分ごろに死んだ。57歳没。8月1日から31日までの間、飼育舎の前に献花台が設置されている[注釈 1] [注釈 2]

注釈[編集]

  1. 愛知で高齢アジアゾウ死ぬ 57歳、暑さの影響なし (Wayback Machineにアーカイブされた共同通信社によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20250804021717/https://news.yahoo.co.jp/articles/8715d8eb0fa85a859ee4ae6af9404ba8fee36fd2
  2. 43年の長きにわたり愛される…岡崎市東公園動物園のゾウ「ふじ子」が天国へ ベルトコンベア使ったエサやりで人気に火 (Wayback Machineにアーカイブされた東海テレビによるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20250804022213/https://news.yahoo.co.jp/articles/8ffc76d05c9706c177d354fdb69c1e583e416d56