ルシン語
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ルシン語 | |
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基礎情報 | |
話される国・地域 |
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語族 | スラブ語族、東スラブ語群 |
話者数 | 7万人程度(2013年時点) |
言語コード | |
ISO 639-3コード | rue |
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ルシン語(Русиньскый язык)とは、セルビアのヴォイヴォディナ自治州、ウクライナのザカルパート州、スロバキア東部、ポーランド南東部で話されている少数言語である。このうち、セルビアのヴォイヴォディナ自治州では公用語の地位を獲得している。
統制機関は存在しないが、上記の国含め、ハンガリーやボスニア・ヘルツェゴビナ等で少数言語として承認されている。
概要[編集]
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書記法[編集]
インターネット上に資料が乏しいことから断定はできかねるが、多くのルシン語の文章は、話者の所在国の公用語の正書法に則って書かれていると考えられる。この記事や他の紹介しているサイトに載っている、"Русиньскый язык"という表現から、ロシア語の正書法を真似て書いている話者も居る可能性がある。
教育[編集]
現在、スロバキアなどでは学校でルシン語を教える動きがある。
ウクライナ語との同一視[編集]
ルシン語はウクライナ語との共通性の多さから、その方言として扱われることが多い。
しかし、語彙的な違いなど("言語"を表す名詞として'язык'を用いるのが好例。ウクライナ語では'мова'。)を根拠に、ウクライナ語とはまた違う孤立、または独立した言語であると考える話者も少なくないようである。
非ネイティブ話者による学習[編集]
ルシン語の学習はかなり困難である。教材(教科書や話者録音)の不足に加え、Google 翻訳などに追加されていないなどの理由で単語を調べることが容易ではないことなどが要因である。
また、統制機関が存在しないことに拠る『平均的な文法』(言わば「共通語」)が有らず、話者によって個人差が大きいことも挙げられる。