The Grimoire of Marisa

『The Grimoire of Marisa』（グリモワールオブマリサ）は、2009年 7月に一迅社から刊行された東方Projectに関連する書籍。

主著者はZUNで、総ページ数は168ページ、装丁はしおり紐付きハードカバー。カバーイラストは唖采弦二が、挿絵は守姫武士が担当している。

概要[編集]

本書籍は、東方Projectの登場人物・霧雨魔理沙がスペルカードについてメモをしたノート、という設定で書かれたスペルカードの解説本である。

魔理沙視点からスペルカードの存在意義について掘り下げる書籍となっている。『紅魔郷』から『地霊殿』まで^[1]のゲーム作品に登場した登場人物^[2]が使用した一部のスペルカードが、フルカラーで収録されている。

新曲「魔法使いの憂鬱」と、過去に発表した曲のセルフアレンジ「スプートニク幻夜」^[3]、および、PC壁紙を収録した特製CDが付属する。ZUNは「攻略や設定資料といった疲れる有用っぽさを出来るだけ排除しました」とあとがきで語っている。