JR筑豊本線

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筑豊本線(ちくほうほんせん)は、福岡県北九州市八幡西区若松駅から、飯塚市飯塚駅などを経由し、福岡県筑紫野市原田駅までを結ぶ九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線である。

概要[編集]

筑豊本線は、筑豊地方を南北に縦断する路線である。北九州市直方市飯塚市筑紫野市などを結び、沿線地域の通勤・通学輸送を担っている。

路線は若松駅から折尾駅を経由して原田駅まで延びている。
区間によって運行系統や列車の性格が異なり、折尾駅 - 桂川駅間は福北ゆたか線の愛称があり、非電化区間では折尾駅以東の若松線、桂川駅 - 原田駅間の原田線という運行系統名が設定されている。

筑豊本線は、鹿児島本線日豊本線篠栗線などと接続しており、高度成長期以前は日本有数の運炭路線てあり、石炭産業斜陽化以降は筑豊地方と北九州市・福岡市などを結ぶ鉄道ネットワークの一部を形成している。

路線データ[編集]

  • 管轄事業者:九州旅客鉄道(JR九州)
  • 路線名:筑豊本線
  • 区間:若松駅 - 原田駅
  • 駅数:25駅
  • 軌間:1,067mm
  • 電化方式:交流20,000V・60Hz(折尾 - 桂川間)、非電化(若松線、原田線)
  • 線路:複線および単線
  • 閉塞方式:区間によって異なる

運行系統[編集]

筑豊本線では、区間によって異なる愛称が使用されている。

若松線[編集]

若松駅 - 折尾駅間では、若松線の愛称が使用されている。

往時は若松港への運炭が主な使命だったが、現在は若松駅と折尾駅を結ぶ地域輸送を中心とした運行が行われている。

福北ゆたか線[編集]

折尾駅 - 桂川駅間では、篠栗線と合わせて福北ゆたか線の愛称が使用されている。

往時は産炭地からの運炭が主な使命だったが、現在は筑豊地方と福岡市方面を結ぶ重要な通勤・通学路線となっており、博多駅方面への直通列車も運行されている。

原田線[編集]

桂川駅 - 原田駅間では、原田線の愛称が使用されている。

往時は筑豊地方と鳥栖・長崎・熊本への短絡が主な使命で特急も運行された。現在は筑豊地方と筑紫野市方面を結ぶ路線であるが、福北ゆたか線区間と比較すると列車本数は少ない。

駅一覧[編集]

駅名 所在地 接続路線
若松駅 北九州市若松区
藤ノ木駅 北九州市若松区
奥洞海駅 北九州市若松区
二島駅 北九州市若松区
本城駅 北九州市八幡西区
折尾駅 北九州市八幡西区 鹿児島本線・筑豊本線
東水巻駅 水巻町
中間駅 中間市
筑前垣生駅 中間市
鞍手駅 鞍手町
筑前植木駅 直方市
新入駅 直方市
直方駅 直方市 平成筑豊鉄道伊田線
勝野駅 小竹町
小竹駅 小竹町
鯰田駅 飯塚市
浦田駅 飯塚市
新飯塚駅 飯塚市 後藤寺線
飯塚駅 飯塚市
天道駅 飯塚市
桂川駅 桂川町 篠栗線
上穂波駅 飯塚市
筑前内野駅 飯塚市
筑前山家駅 筑紫野市
原田駅 筑紫野市 鹿児島本線

歴史[編集]

筑豊本線は、筑豊炭田で産出された石炭を輸送するための鉄道として発展した。

筑豊地方では明治時代以降、石炭産業が盛んになり、各地の炭鉱と港湾・都市部を結ぶ鉄道が整備された。筑豊本線もその歴史と深く関係している。

1987年4月1日国鉄分割民営化により、筑豊本線は九州旅客鉄道(JR九州)に引き継がれた。

その後、沿線の炭鉱が閉山すると石炭輸送の役割は縮小し、現在は旅客輸送を中心とした路線となっている。

使用車両[編集]

筑豊本線では、区間や列車によって異なる車両が使用されている。

主にJR九州の近郊型電車などが使用されており、福北ゆたか線では電車による都市間・通勤輸送が行われている。

関連項目[編集]