JR東日本E235系電車0番台トウ15編成

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トウ15編成
1号機関車を彷彿とさせるラッピング車両。
1号機関車を彷彿とさせるラッピング車両。
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
形式 E235系
製造年 2018年
主な走行路線 山手線
所属基地 東京総合車両センター
両数 11両固定編成
電源方式 直流
塗装 ウグイス(黄緑6号
編成結成年 2018年
あだ名 トウ15
ネトフリ
ニガレンジ
黒ヤテ
黒レンジ
焦げレンジ
ブラックレンジ
ブラックジャック
製造所 総合車両製作所新津事業所
備考 鉄道開業150周年ラッピング施工編成

トウ15編成(とう15へんせい)とは、E235系のうち、山手線にて運用される車両編成の1つである。

概要[編集]

東京総合車両センター所属の編成である。E235系で初めてクリアテールランプを採用した電車でもある。

2022年令和4年)10月1日より同年12月31日まで鉄道開業150周年記念・Netflixラッピングが施された。ネトフリ電車ニガレンジ黒ヤテ黒レンジ焦げレンジブラックレンジブラックジャックなど、巷では様々な呼び名が登場し、愛称についてはなかなか1つに定まらなかった[注釈 1]

沿革[編集]

  • 2018年平成30年)3月2日:総合車両製作所新津事業所(J-TREC新津)を出場し、EF64 1032の牽引で東京総合車両センターへ配給輸送される[1]
  • 2022年令和4年)
    • 9月20日:東京総合車両センターにて前面のオオイが黒色に塗装される[2][3]
    • 9月30日:鉄道開業150周年を記念し、1号機関車をイメージした黒い山手線ラッピングとして運行されることが発表された[4][5]
    • 10月1日:前述のラッピングを施しての営業運転が開始。前面には鉄道開業150周年のヘッドマークも施された。
    • 12月30日:この日の19G運用を最後に運用を離脱。ラッピング自体は31日までの予定だったが、19G運用の次の日は運用に入らないようになっているため運用離脱が1日早まる結果となった。
  • 2023年(令和5年)1月26日:ラッピングを外した状態で運用に復帰。


編成表[編集]

方向 大崎 (内)








大崎 (外)→
号車 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
構造 Tc T M M' T M M' T M M' Tc'
15編成 クハE235-15 サハE235-4617 モハE235-43 モハE234-43 サハE234-15 モハE235-44 モハE234-44 サハE235-15 モハE235-45 モハE234-45 クハE234-15

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. トウ15編成出場配給”. 4号車の5号車寄り (2018年3月2日). 2022年10月1日確認。
  2. トウ15編成の前面オオイが黒色に”. 4号車の5号車寄り (2022年9月20日). 2022年10月1日確認。
  3. 【JR東】E235系トウ15編成がブラックフェイスに”. 2nd-train (2022年9月20日). 2022年10月1日確認。
  4. “鉄道開業150年記念 鉄道開業時の1号機関車をイメージした「黒い山手線」をNetflixがジャックし10月1日より運行開始”日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2022年9月30日), オリジナル2022年10月2日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20221001162027/https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220930_ho01.pdf 2022年10月2日閲覧。 
  5. トウ15編成に「黒い山手線」ラッピングを実施”. 4号車の5号車寄り (2022年9月30日). 2022年10月1日確認。

注釈[編集]

  1. 参考までに、E231系マト139編成を使用したラッピングは「マトスカ」、E531系カツK451編成を使用したラッピングは「赤電」という呼び名でほとんど統一されている。そのため、様々な呼称が乱立している今回のような状況は非常に珍しいと呼べる。

関連項目[編集]