EN 140/149列車

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EN 140/149列車とはオーストリア連邦鉄道ハンガリー国鉄ウクライナ鉄道が運行するユーロシティである。列車名はホルトバージ・ユーロシティである。ウィーン中央駅からブダペスト東駅を経由してザーホニまで至る列車で一部はキエフ中央駅まで運行される。1日1往復運行される。

歴史[編集]

先史時代[編集]

ホルトバージという名前の列車は現在でも運行されているハンガリーの列車名の中でも最も古いもののひとつである。この列車の最初の形態はブダペスト西-デブレツェン-ニーレジハーザ間の有料列車である。1991年6月2日のダイヤ改正で急行列車に格上げされた。1992年9月27日からはインターシティとして運行された。この列車はしばらくはハンガリー国内で運行された。

国際列車[編集]

2014年12月のダイヤ改正で、大幅な再編が行われた。この列車はユーロシティになり、ウィーンまで延長運転された。当初は主要ハブ駅を迂回してケーバーニャ、キシュペシュト、ケレンフェルドの経路で運行された。車両は主にウィーンまで乗り入れるPKPインターシティの客車が間合い運用として用いられた。夏季にはオーストリア連邦鉄道とハンガリー国鉄の自転車搭載可能車もつかわれた。

2015年12月からこの列車はブダペスト東駅を経由するようになった。2017年のダイヤ改正でニーレジハーザからザーホニまで運行されるようになった。それ以降はウィーン-キエフ間の夜行列車も連結されるようになった。2012年以降廃止された食堂車は2019年に復活した。

運行[編集]

この列車は交直流電気機関車を用いるため、オーストリア-ハンガリー国境で機関車を付け替える必要はない。

使用される客車は200km/hに対応しており、エアコンが完備されている。

2020年新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響により、運行はウィーン-ブダペスト間で制限された。2021年6月1日からザーホニまでの運行が再開した。

関連項目[編集]