7日の恐怖
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『7日の恐怖』(なのかのきょうふ)は手塚治虫による短編SF漫画。
『デラックス少年サンデー』(小学館)1969年11月号に掲載された。
あらすじ[編集]
大林三郎が目覚めると、自分の部屋の外の世界は無くなっており、灰色の霧のようなものしかなかった。もう1度寝た三郎が目覚めると地面ができていた。次に目覚めると星空があり、海ができており、植物が生い茂り、昆虫が現れた。その世界に飛び出した三郎だったが、元の部屋はいつの間にか無くなっていた。
世界を歩きまわるうちに、三郎は人間(アダム)を作っている「創造主」と名乗る老人と出会った。創造主は人類があまりにも出来が悪かったので、壊して作り直しをしているのだと言う。三郎は自分の生命と引き換えでもいいから、人類にやり直しの機会を与えてくれるよう懇願する。創造主はそれを受け入れた。
目が覚めると三郎は元の自分の部屋にいた。しかし、母親は「四郎」と呼びかける。弟だった四郎がいなくなり、三郎が四郎となったのだ。
外部リンク[編集]
- 7日の恐怖 - 手塚治虫公式サイト