1997年の日本
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1997年の日本(1997ねんのにほん)では、1997年(平成9年)の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
フィクションのできごと[編集]
- 1月末-東京都品川区にある誠実銀行にちゃんちゃんこを着た片目の少年の強盗(鬼太郎)が押し入り、履いていた下駄で監視カメラを破壊。預金数千万円を強奪して逃走後、通りがかった現金輸送車のタイヤをパンクさせ、乗車していたガードマン二名を失神させて車内の現金数千万円を強奪。その後の捜査で、少年と店内で会話していた、黄土色のマントを着たねずみのような顔の男(ねずみ男)が主犯として浮上する。(アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』| 第4シリーズ第54話「妖怪邪魅とガマ仙人!』)[1]
- 4月 - 日本の北国の地方都市「雪の街」にある某高校に、地元の倉田市議の娘である倉田紗由理が入学。同日に校内に侵入した野犬に、餌の代わりに自分の腕を噛ませていた新入生の少女・川澄舞の優しさと彼女の背負う過去に惹かれ、彼女と親友になる。(ゲーム 『Kanon』倉田紗由理ルート)
- 7月20日 - 遊園地「マリンランド」に、支配人のイガオを始め、竜太・トマト・キューリ・ガボといった、かつて南海の孤島「ガボテン島」に漂流した仲間が集結する。(漫画『冒険ガボテン島』第2巻)
- 8月31日 - 長野県内の山岳地帯に密室状態で埋没していた遺跡から、3000年前に何者かに殺害されたと見られる縄文人のミイラが発掘される。その後、このミイラは長野歴史人類学研究所にて研究されることになり、「サイモン」と名付けられる。(小説『3000年の密室』)[2]
- 8月 - 魔法少女の変身および魔法の使用を非合法化する「魔法少女及び変身美少女戦士取締法」、通称「魔法少女禁止法」が可決される。(小説『魔法少女禁止法』)[3]
- 時期不明 - 旅行先の栃木県日光市から、蒼空市光陽町の自宅へ戻る途中だった土見夫婦を乗せて、友人で隣人の芙蓉紅葉が運転中の軽自動車が、峠道で爆発炎上事故を起こし、乗員全員が死亡。土見夫婦の一人息子の土見稟は芙蓉紅葉の夫の芙蓉幹雄が引き取ることになる。(アニメ『SHUFFLE!』)
- 衛星電波望遠鏡が、かつて太陽系外の惑星から放送された「生命言語(ランガー)」による娯楽番組を受信。その後、生命言語は衛星放送回線を介して東京都内の貸しスタジオのビデオコンポージットプロセッサーに入り込み、そのプログラム内で増殖を始める。(小説『ジュークボックス』)[4]
- 系外惑星探査のために1961年に発進したNASAの大型探査機「イカロスI」が、バーナード星系に適合度AAの地球型惑星が存在することを確認。これを受け、アメリカ主導の「オルタネイティヴ5計画」によって、地球外起源種「BETA」からの地球外への避難を目的とした巨大宇宙船の建造計画が始まる。(ゲーム『マブラヴ』シリーズ)[5]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 騒動解決後に劇中でネコ娘が読んでいる新聞の日付より。
- ↑ 柄刀一 『3000年の密室』 光文社、2002年、7-39,44-47。ISBN 978-4-334-73288-2。
- ↑ 伊藤ヒロ 『魔法少女禁止法1』 エンターブレイン、2013年、54頁。ISBN 978-4-04-729174-4。
- ↑ 山田正紀 『ジュークボックス』 徳間書店、1990年、7-10,231-249,251-255,267。ISBN 978-4-19-124147-3。
- ↑ 吉宗鋼紀 『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 3 虚耗の檻穽』 エンターブレイン、2009年、172,183,184。ISBN 978-4-7577-4521-6。