魔女の花屋さん

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魔女の花屋さん』(まじょのはなやさん、英語: Witch's florist)は、浜弓場双によるファンタジー漫画[1]

概要[編集]

good!アフタヌーン』(講談社)にて、2023年12号(2023年11月7日発売)[1]より連載中。単行本は既刊3巻(2025年7月時点)。

浜弓場は本作以前の代表作『ハナヤマタ』、『おちこぼれフルーツタルト』においても作中に登場する女の子たち、それぞれの悩みにスポットライトを当て、徐々に成長していく姿を描いていた[2]。この2作品は魔法が使える作品ではないし、人間以外の他種族も登場しないが、登場するキャラクターたちの悩みや思いにスポットライトを当てている点では本作と共通している[2]

あらすじ[編集]

魔法で人を幸せにできる魔女になることを夢見るアリー=エイベルは、15歳になったのをきっかけとして田舎から大都会のキャリッジ街へとやって来た。丘の上で花屋を営む「花の魔女」ヨシノ=ヨークに弟子入りを懇談するアリーだったが、ヨシノは「人は魔法に頼らなくても幸せになれる」と、魔女になることを否定されてしまう。

アリーはヨシノのもとで、魔法で叶えるはずだった誰かの「幸せ」を魔法を使わずに叶えていくことになる。

登場人物[編集]

アリー=エイベル
幼いころに事故で両親を亡くし、落ち込んでいたアリーだったが、「白い魔女」が魔法で見せてくれた光景によって救われた。そのため自分の魔法で誰かを幸せにできる魔女を志望するようになった。
ヨシノ=ヨーク
100年以上を生きる魔女であるが、人には魔法は必要ないと考えている。
葉月
獣人(ケモノ耳)。キャリッジ街にやって来たアリーにヨシノの店(花屋)を紹介した。ヨシノとは古い付き合い。
魔女であり、魔法学校「グランモール」の校長でもある。
オリビア=オークス[2]
第2話より登場。新米シスターのエルフ族。
他のエルフ族と比べて魔力が少なく、そのため短命でもある。
ナナ=ニコラス
アリーの言うところの「白い魔女」その人。
ヨシノの一番弟子であり、少しおかしいところも含めて「天才」。世界に魔法を伝える伝道師であり「星の魔女」と呼ばれる。

脚注[編集]

  1. a b 「おちフル」の浜弓場双が魔女を描く新連載、good!アフタ15周年で末次由紀の読切”. コミックナタリー (2023年11月7日). 2025年10月7日確認。
  2. a b c 太田祥暉 (2024年12月6日). “「魔女の花屋さん」浜弓場双が花と魔法の世界を舞台に描く、一筋縄ではいかない少女たちの物語”. コミックナタリー. 2025年10月7日確認。

外部リンク[編集]