電波文化祭

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電波文化祭(英語: Radio cultures festival)は、R16 Friendship Radio主催のアマチュア無線オンリージャンル即売会である。アマチュア無線家による技術研究や成果の発信・共有する事を目的とし、毎年5月頃(春)と10月頃(秋)に開催されている。

概要[編集]

「無線家は『消費者』ではなく『開発者』であること」をテーマとし、「21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝える」ために、アマチュア無線という趣味の本来あるべき姿、技術研究や自己訓練の成果を発表できる場を作るイベントとして、アマチュア無線クラブ R16 Friendship Radio を中心としたアマチュア無線が好きな多方面の有志が集まり2023年にスタート[1]した。

特徴[編集]

参加者自身による、無線の面白さや可能性を伝える創作物の販売や展示発表や情報交換を目的としている。アマチュア無線を主なテーマとしているが、電波や無線に関連する事柄であれば、アマチュア無線以外の通信技術、ソフトウェア、電気電子工作、科学実験、漫画等でも参加も可能である[2]。出展にあたっての申込や問合せはDiscord上で行われている。参加者は主に関東からであるが、遠方からの参加者も確認されている[3]

当初はモラルのない参加者が集まってしまう懸念から、アマチュア無線のイベントでありがちな、ジャンク市等の単なる不要品販売、市販品の販売、アイボール会等と称する飲み会を目的とした参加を禁止と明記[4]していたが、回を重ねた結果、第4回目以降は参加者自身のモラルに任せるという形を取っている。

参加費は初回から第5回時点までは、出展者、来場者いずれも無料とされている。

主な開催内容[編集]

同人サークル[編集]

主にアマチュア無線等に関連する機器、電子工作同人誌ソフトウェア等にまつわる様々な創作物や成果物の、披露、販売、が行われる。

ライトニングトーク[編集]

主にアマチュア無線等に関連する活動成果や研究成果等の発表を中心に行われる、短いプレゼンテーション発表会。

歴史[編集]

年表[編集]

開催回 開催日 開催名 会場 サークル 企業,団体 来場者数 備考
1 2023年10月01日(日) 電波文化祭 サイクル1 サンパーク奥富 13 - 約280

(出展者含む)

2 2024年03月24日(日) 電波文化祭 サイクル2 サンパーク奥富 22 - 約230

(出展者含む)

3 2024年11月10日(日) 電波文化祭 サイクル3 サンパーク奥富 20 1 約145[5]

(出展者含む)

4 2025年05月25日(日) 電波文化祭 サイクル4 入間市産業文化センター 25 2 - 交通アクセス改善のため会場変更

OSHWC併催[6]

5 2025年12月07日(日) 電波文化祭5 入間市産業文化センター

出典[編集]

  1. <21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えたい>手作りイベント、10月1日(日)10時から埼玉県狭山市で「電波文化祭 サイクル1」を開催 - hamlife.jp” (日本語). hamlife.jp | アマチュア無線の”いま”がわかる総合ニュースサイト (2023年9月26日). 2025年9月16日確認。
  2. 大木真一 (2025年5月29日). “電波文化祭⚡️サイクル4とオープンハードカンファレンス 2025 Saitamaに行ってきました” (日本語). スイッチサイエンス. 2025年9月16日確認。
  3. 電波文化祭 | 制作班がゆく In いるま3 | 入間ケーブルテレビ” (日本語). ictv.easymyweb.jp. 2025年9月16日確認。
  4. 「電波文化祭」ではやらない九つのこと”. 電波文化祭. 2025年9月2日確認。
  5. JN1GGZ ootaki” (日本語). JN1GGZ ootakiさん: 「電波文化祭来場者カウンター (2025年5月19日). 2025年9月7日確認。
  6. oshwc2025saitama” (日本語). OSHWC:OpenHardWareConference (2025年4月18日). 2025年9月5日確認。

外部リンク[編集]