阿弥陀堂(あみだどう)は阿弥陀如来を本尊とする仏堂である。
「日本三大阿弥陀堂」は平等院鳳凰堂(京都府宇治市)、中尊寺金色堂(岩手県平泉氏)、富貴寺大堂(大分県豊後高田市)[1]とされる。いずれも現存する。富貴寺大堂は九州で現存最古の木造建築である。
平安時代中期からの末法思想に伴う浄土信仰により数多く建てられた。奈良時代にも東大寺阿弥陀堂や法華寺浄土院がある。741年(天平一三年)の東大寺阿弥陀堂は日本最初の阿弥陀堂である[2]。京都の知恩院には知恩院第二世勢観房源智上人によって建てられた阿弥陀堂がある。