重水炉

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重水炉とは、原子炉の一つである。

概要[編集]

原子炉でも冷却材に液体を使うもののうち、特に重水を用いるものである。重水は重水素と酸素の化合物であり、中性子を吸収しにくく、燃料効率が軽水炉と比べて高くなる。また軽水炉では濃縮ウランでしか運用は出来ないが、重水炉は天然ウランでの運用が可能となっており、コスパがよい。しかも、燃料効率のよさから圧倒的に軽水炉よりも高い熱効率を誇る。ただし重水自体が高価であるというデメリットがある。そのため日本ではそこまで普及されていない。

主な重水炉[編集]

関連項目[編集]