袴谷憲昭
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袴谷 憲昭（はかまや のりあき、1943年12月25日 - ）は、仏教学者[1]。
袴谷憲昭、松本史朗、伊藤隆寿などの仏教理解は「批判仏教」と呼ばれる[2]。袴谷が論文「道元理解の決定的視点」（『宗学研究』第28号、1986年3月）で道元は本覚思想を批判したと主張したことが「批判仏教」の発端となった[3]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『批判仏教』（大蔵出版、1990年）
- 『本覚思想批判』（大蔵出版、1990年）
- 『道元と仏教――十二巻本『正法眼蔵』の道元』（大蔵出版、1992年）
- 『唯識の解釈学――『解深密経』を読む』（春秋社、1994年）
- 『法然と明恵――日本仏教思想史序説』（大蔵出版、1998年）
- 『唯識思想論考』（大蔵出版、2001年）
- 『仏教教団史論』（大蔵出版、2002年）
- 『仏教入門』（大蔵出版、2004年）
- 『日本仏教文化史』（大蔵出版、2005年）
- 『唯識文献研究』（大蔵出版、2008年）
- 『仏教文献研究』（大蔵出版、2013年）
- 『律蔵研究序説』（袴谷憲昭、2024年）
共著[編集]
- 『倶舎論索引（全3巻）』（平川彰、平井俊榮、高橋壮、吉津宜英共著、大蔵出版、1973・1977・1978年）
- 『人物中国の仏教 玄奘』（桑山正進共著、大蔵出版、1981年、新訂1991年）
- 『新国訳大蔵経・インド撰述部17 瑜伽・唯識部12 大乗荘厳経論』（荒井裕明共校註、大蔵出版、1993年）