蟻族
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蟻族(ありぞく)は高学歴でありながら、安定した職業を得られない中華人民共和国の都市部に生活している大学卒の若者をいう。
概要[編集]
中国で刊行されたルポルタージュ『蟻族ー高学歴ワーキングプアたちの群れ』が2009年にベストセラーとなって用語が定着した。日本でも翻訳がでている。中国では北京だけで10万人、全国で100万人いるとされる[1]。 中国では2000年代以降の大学拡充政策により、大学の数が大幅に増えて、進学率も上がった。大学卒業生の人数は1999年に84万人であったが、2009年には610万人に増えた[2]。 そのため大学を出ても就職できない若者が増えた。「アリ」に譬えられるのは、集団で必死に働くところが似ているからといわれる。 「蟻族」の多くは農村出身者とされている。 市当局の取り締まりにより、「寝そべり族」などの用語に変化したと言われる。しかし、蟻族と寝そべり族とは行動様式が異なる。
蟻族と寝そべり族[編集]
蟻族は就職しようとするができなかった若者をいう。寝そべり族は最初からあきらめて就職しようともしない若者をいう。蟻族は2000年代後半から2010年代初頭頃に登場した。寝そべり族は2021年頃から登場し現在まで至る。寝そべり族は家を買わない、結婚しない、消費せず、必要最低限しか働かない人々である。