若年性認知症

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若年性認知症(じゃくねんせいにんちしょう)とは、現代医療の分野において「65歳未満で発症される認知症」とされるが、医療関係者のみならず社会的に問題になっている。いわゆる「老害」も、これに関係する。

概要[編集]

30~64歳の間の有病率は、0.119%である。[1]アルツハイマー病が65歳未満で発症する認知症の53%を、FTDは23%を占める。[2]
小児期に発症する認知症も存在するが、殆どは遺伝子疾患によるものであり、治療可能なものと治療不能なものがある。治療不能な認知症は、一般人口10万人あたり5.3人(小児人口では10万人あたり16.5人)と稀である。[3]治療可能まで広げると、一般人口10万人あたり28.7人(小児人口では10万人あたり58.3人)となる。治療不能な小児期発症の認知症では、18歳まで生きているのは29%程度(一般人口では99.5%),50歳まで生きているのは10%程度(一般人口では96.8%)であり、平均寿命はわずか16.3歳である。[3]一方、治療可能な認知症の寿命は正常である。[3]
しばしば統合失調症スペクトラムや双極症、うつ病、適応障害のような精神疾患として誤診される。[4][5]
bvFTDを14歳で発症した事例[6]やアルツハイマー病を19歳で発症した事例もある。[4]どちらも遺伝的変異がある。[4][6]しかし、bvFTDやアルツハイマー病のこれほど早期の発症は極めて稀である。
他にもウィルソン病(治療可能)やMetachromatic Leukodystrophy(治療不能)も認知症の原因である。[4]どちらも遺伝子疾患である。
早発性痴呆(統合失調症の旧称)とは別物である。早発性痴呆(Dementia praecox)はエミール・クレペリンによって1899年に提唱された疾病単位であり、感情の欠如、妄想などを呈し、痴呆へと至る精神疾患であり、予後は不良とされた。1908年にオイゲン・ブロイラーによって、schizophrenia(精神分裂病,統合失調症)に改名された。統合失調症は、認知症とは全く異なる疾患であり、認知症は器質性で多くが不可逆的で神経変性疾患によるものであるが、統合失調症は可逆的で内因性で神経変性疾患ではない。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]