芦毛(あしげ)とは、馬の毛色の一種である。
黒っぽい肌に白から灰色の毛を持つ。生まれたばかりの頃は鹿毛や栗毛に見えることもあるが、加齢に伴ってどんどん白くなっていく。それでも肌の色は変わらないため、唇など毛の薄い場所を見ると芦毛であることが分かる。
両親の少なくとも何れかが芦毛であれば生まれてくる。競走馬ではオグリキャップ・タマモクロス・ゴールドシップ・メジロアサマ・ホーリックス等芦毛の名馬は数多いが、かつての日本競馬界では「芦毛の馬は走らない」という迷信が信じられていた。
白化の進んだ個体は見栄えも良いことから、神社の神馬や競馬場の誘導馬によく選ばれる。