自然社会主義協会

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自然社会主義協会(しぜんしゃかいしゅぎきょうかい)は、篠原節が率いていた政治運動団体[1]瀬戸弘幸のブログによると、瀬戸と篠原の2人で自然社会主義協会を設立して勉強会を開催し、太田竜が「日本国家とは天皇である」という瀬戸の考えに同意して勉強会に参加した[2]。瀬戸は「おそらく戦後日本では初めてであったと思いますが、組織的な反ユダヤ・フリーメイソンを掲げて活動を始めたのは昭和61年5月でした」「我々は当時は国家社会主義者同盟の前身として『自然社会主義者同盟』と名乗っており、「雷鳴」という機関紙を発行していた」とも述べている[3]。篠原は民族思想研究会も率いていた[4]。1991年4月20日に民族思想研究会(篠原節会長)、世界戦略研究所(瀬戸弘幸代表)、自然社会主義協会(篠原節代表[5])、国家社会主義日本労働者党山田一成総裁)の4団体が統合してネオナチ組織「国家社会主義者同盟」(篠原節代表、瀬戸弘幸副代表)を結成した。その後も各団体は個別の活動を継続したが、民族思想研究会と自然社会主義協会の動向は詳細不明である。国家社会主義者同盟は2007年時点で活動を停止している[6]。民族思想研究会は2012年時点で解散状態にある[7]。篠原は2013年に死去した。

出典[編集]

  1. 篠原節、瀬戸弘幸[述]、世界戦略研究所編『ヒトラー思想のススメ――自然と人類を救済するナチス・ヒトラー世界観の120%肯定論』展転社、1990年、152頁
  2. 天皇陛下64歳のお誕生日 せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』、2024年2月23日
  3. 政治セミナー開催のお知らせ せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』、2010年5月28日
  4. 篠原節、瀬戸弘幸[述]、世界戦略研究所編『ヒトラー思想のススメ――自然と人類を救済するナチス・ヒトラー世界観の120%肯定論』展転社、1990年、159頁
  5. 沿革 国家社会主義日本労働者党
  6. 農と風景・福島の種まき兎 せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』、2007年4月30日
  7. 『風雲塾』勉強会参加のご報告 一般社団法人 自由社会を守る国民連合、2012年10月17日