確率流

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

確率流とは量子力学における確率密度関数の変化を記述するものである。

定義[編集]

確率電流jは以下のように定義される。

j=2mi(Ψ*ΨΨΨ*)=mIm(Ψ*Ψ)

特徴[編集]

ベクトルjは量子力学の連続方程式の

ρt+j=0

を満たし、確率密度ρは、

ρ=|Ψ|2

となり、連続方程式は、積分方程式

tV|Ψ|2dV+SjdS=0

と等価であり、ここで、Vは体積、tは時間、Sは体積の境界である。これは量子力学における確率密度の保存則である。

最後の式の第一項(時間に関する導関数はなし)の積分は、位置測定の瞬間に粒子がある体積V内に存在する確率を表す。第二項は、確率が体積Vから流出する速度である。全体としてこの方程式は、体積Vないに粒子が見つかる確率の時間微分が、確率がその体積に流入する速度と等価であることを表している。