発車ベルスイッチ

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発車ベルスイッチとは、発車ベルを鳴らす装置のことを主に指す。鉄道会社によりさまざまなタイプの発車ベルスイッチが用いられる。

JR東日本[編集]

首都圏近郊区間[編集]

BSW215B[編集]

首都圏近郊区間でよく使用され、首都圏近郊区間の駅に行く度、頻繁に見ることができる。春日電機製。このタイプの中でも、東京駅中央線ホームの1番線や2番線、品川駅の一部スイッチはこのようにカバーをかぶせた状態になっているものもある。これらは、右下にある銀色のステッカーに「旭光通信システム」と書いており、型番も全く異なる。似た例として稀にスイッチの横に「(株)旭電通」とステッカーが貼られていることがある。他にも、一部だけ壁に埋まっている状態のものもある。

BSW215[編集]

現在の主流であるBSW215Bのベースである旧型。現在でも駅員のマイクスイッチ等で使われている。その理由は、発車メロディーのスイッチに比べ使われる機会が少ないため。全体的にBSW215Bよりも丸みを帯びたデザインであることが特徴で、ボタンを押した際の感触も若干異なる。これも春日電機製。

BSWT215B[編集]

フード(ボタンパッキン)が付いている。川崎駅等で使用されているタイプ。正式名称は、BSW215BやBSW215は「防雨型動力用押釦開閉器」だが、BSWT215Bは「強力防雨型動力用押釦開閉器」となっている。使用を続けていくとボタンパッキンがやぶれる。春日電機製。

BS230B[編集]

京葉線地下区間のみで使用。BSW215Bに比べ2回り程サイズが小さい。耐雨機能がないのが特徴。春日電機製。

WBST221 ON[編集]

黒いゴムの一つボタンで、黒いゴムの部分に「ON」と書かれており、時に間違えられ逆に設置され「NO」に見えることもある。春日電機製で、「Kyoko」と書かれていることがある。これと似たタイプでONとOFFの二つボタンであるWBST222も存在する。

WBS312-15[編集]

BSW215の前のモデル。指の形に合わせてボタンが凹んでいるBSW215に比べ、WBS312-15はそうではないのが特徴。また、ボタンの真ん中に文字が書いてある他のタイプと異なり、ボタンの下半分の所に文字が書かれているのも特徴の一つ。春日電機製。

参考文献[編集]