特急サンダーバードスロープ挟み走行事故

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特急サンダーバードスロープ挟み走行事故
日付2024年(令和6年)5月3日
時間14時45分頃
場所東海道本線JR京都線新大阪駅の上りホーム及び新大阪〜京都駅
原因係員がスロープをまだ撤去していないにもかかわらず、車掌に乗降完了の合図を送るミス

特急サンダーバードスロープ挟み走行事故(とっきゅうさんだーばーどすろーぷはさみそうこうじこ)とは、東海道本線JR京都線新大阪駅の上りホーム及び新大阪〜京都駅間で発生したスロープ挟み走行事故

概要[編集]

東海道本線JR京都線新大阪駅の上りホームで、大阪敦賀行き特急『サンダーバード89号』が、車椅子利用者を乗降させるのに用いるスロープをドアに挟んだまま発車。スロープは損壊し、一部は直後にホームに落下したものの、大半はドアに挟まったままとなり、列車はそのまま次の停車駅である京都駅まで走行した。京都駅到着の際、駅係員がスロープの残りがドアに挟まっているのに気付き、除去作業などを行ったため、京都駅を17分遅れで発車した。途中、高槻駅をホームに接する形で通過したが、ホーム上の乗客には負傷者はいなかった。

JR西日本の調べでは、新大阪駅で係員がスロープをまだ撤去していないにもかかわらず、車掌に乗降完了の合図を送るミスがあったのが原因と判断。同社では駅係員らに対し、再発防止策を徹底するとしている[1]

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

鉄道での事件・事故
国内
海外
関連項目 鉄道事故の一覧 - 鉄道事件の一覧