利用者:RevPi/sandbox

USB Type-Cとは、USBの端子の一つである。

概要

まず、Type-C→USB3.0/3.1は間違い。このイメージが広まっている原因は、

と考えられる。

最も大きな点はこれだろう。上下関係なく挿せるようになった。^[1]

USBはもともと「PCと外部機器を繋ぐ」規格なので、PC(Type-A)をホスト(親)にし、それ以外が周辺機器(子)になり、データは子から親へ一方通行、電力は親から子へ一方通行という仕様だった。^[2]しかしそれでは不便な点が出てきた。

なので、USB-Cはこの概念をなくし、どちらにどう挿そうがうまくやってくれるという仕様になったのである。^[3]

Type-Cでは、USBの通信をしながら同時にほかの信号も流せるという仕様が追加された。これをオルタネートモードと呼ぶ。^[4]

USB PDとは、Type-C一本で100Wもの大電力をやりとりできる規格である。

詳細は「USB PD」を参照

※厳密には、オルタネートモードを利用した規格の一つがThunderboltである。

Thunderbolt(サンダーボルト)は、Type-Cの通信線をフル活用し、データ通信をするというもの。^[5]

スペックは

という感じである。やりますねぇ!

ただし、「出力の機器・入力の機器・ケーブル」がThunderboltに対応していないと使えない。