瀬川深

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瀬川 深(せがわ しん、1974年- )は、日本小説家[1]

名前は筆名であり、小児科医で歌人・俳人の瀬川深(せがわ ふかし[2])から採ったものである。

経歴[編集]

岩手県盛岡市に生まれる[3]

栃木県立宇都宮高等学校を経て東京医科歯科大学医学部を卒業し、博士課程を修了して医学博士を授かる。2007年に「mit Tuba」で第23回太宰治賞を受賞する。旅行[1]合気道を趣味とする。高校時分から文を綴り始めた[4]SNSなどで旺盛な発言を頻繁に繰り返す。

作品リスト[編集]

単行本[編集]

  • 『チューバはうたう―mit Tuba』(2008年3月、筑摩書房 / 2016年9月、小学館文庫)ISBN 978-4-480-80411-2
    • チューバはうたう―mit Tuba(「mit Tuba」を改題。ドイツ語で「チューバとともに」)
    • 飛天の瞳(書き下ろし)
    • 百万の星の孤独(書き下ろし)
  • 『ミサキラヂオ』(2009年3月、〈想像力の文学早川書房)ISBN 978-4-15-209012-6
  • 『我らが祖母は歌う』(2010年11月、朝日新聞出版)ISBN 9784022508119
  • 『ゲノムの国の恋人』(2013年7月、小学館 / 2016年11月、小学館文庫)ISBN 9784093863599
  • 『SOY! 大いなる豆の物語』 (2015年3月、筑摩書房) ISBN 978-4480804563

単行本未収録作品[編集]

  • 猫がラジオを聴いていたころ(『群像』2008年4月号)
  • 五月、隣人と、隣人たちと(『すばる』2011年9月)
  • 東京の長い白夜(『すばる』2012年3月号)
  • 目の中の水(『すばる』2013年2月号)

脚注[編集]

  1. a b 加藤修 (2009年6月10日). “瀬川深さんが初の長編「ミサキラヂオ」”. asahi.com (朝日新聞社): 文化. オリジナル2009年6月24日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090624234703/http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200906100199.html 2014年7月5日閲覧。 
  2. 瀬川 深 - 北上市(きたかみの文学碑)
  3. 本人ウェブサイト
  4. 瀬川深さんに5つの質問!”. 筑摩書房. 2008年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月5日確認。

外部リンク[編集]

テンプレート:太宰治賞