渡部實

渡部 實（わたなべ みのる、1942年 - ）は、外科医。医学博士、元日本外科学会認定医。

会津（現・会津若松市）生まれ。福島県立会津高等学校を経て、1968年東北大学医学部医学科卒業。全日本民主医療機関連合会（全日本民医連）に属し、福島医療生活協同組合・医療生協わたり病院院長、東京勤労者医療会・代々木病院外科部長、西都保健生活協同組合・みその診療所所長、医療法人財団健和会・柳原リハビリテーション病院医師を経て、同法人・介護老人保健施設千寿の郷で医療に従事。2015年10月同施設長に就任。2017年6月退任、柳原病院に異動。2025年時点で介護老人保健施設に勤務。

著書

単著

• 『木下杢太郎と「鴎外の会」』（渡部実著、同時代社、2025年）

訳書

• アントニオ・ラブリオーラ『思想は空から降ってはこない――新訳・唯物史観概説』（小原耕一共訳、同時代社、2010年）
• アントニオ・ラブリオーラ『社会主義と哲学――ジョルジュ・ソレルへの書簡』（小原耕一共訳、同時代社、2010年）
• ダニエル・ベンサイド『未知なるものの創造――マルクスの政論』（編訳、同時代社、2013年）
• ダニエル・ベンサイド『時ならぬマルクス――批判的冒険の偉大さと逆境(十九-二十世紀)』（小原耕一共訳、未來社、2015年）