深夜バス
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深夜バス(しんやバス)とは、深夜に運行される路線バスのことである。
概要[編集]
一般的には、23時代以降に始発停留所を出発する路線バスのことを指す。
主な事例[編集]
日本[編集]
1970年代に神奈川中央交通が鶴川駅と鶴川団地を結ぶ便で運行を開始したのが始まりとされる。
深夜バスは通常の路線バスよりも運賃が高く、深夜運賃が適用される。深夜運賃はだいたい通常運賃の2倍[注 1]となっている。また、深夜急行バスという都市部から郊外を結ぶものもある。
COVID-19流行による深夜利用者の激減や、バス運転手不足といった影響で深夜バスの多くが運休、廃止、減便となっており、深夜バスが設定されている路線は減少傾向にある。また、深夜バスの設定はされていても、深夜バス適用時間の繰り上げなども行われている。
オーストラリア[編集]
クイーンズランド州の州都ブリスベンでは、金曜日と土曜日の深夜に限り、24時間で運行されている路線があり、これらはナイトリンクサービスとしてされており、系統番号の頭に「N」が付帯する。運行ルートは通常の路線と異なるが、通常の路線と同様の値段で乗車ができる。
また、BUZの郊外方向を中心に曜日を問わず始発停留所を23時代に出発する路線も複数でみられる。
詳細は「ブリスベン市交通局100系統」を参照
注[編集]
- ↑ 草創期は通常運賃の3倍を課したケースもあった。