海猫亭へようこそ
ナビゲーションに移動
検索に移動
『海猫亭へようこそ』(うみねこていへようこそ)は、原作:剣名舞、作画:村尾忠義によるグルメ漫画。
『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて連載された。話数表記は「Menu.〇」。単行本は全10巻。
あらすじ[編集]
22歳にして三ツ星レストランの総料理長に就任したこともある天才料理人・吹雪高志。高志は日本で妻・羽純とレストラン「海猫亭」を営んでいたが、交通事故によって帰らぬ人となってしまった。
高志の実弟・吹雪涼二は「海猫亭」の総料理長として後を継いだ。
登場人物[編集]
- 吹雪 高志(ふぶき たかし)
- 故人。天才料理人と称された。
- 三ツ星レストランで開発したスペシャリテは「伊勢海老のソース・タンペット」。ソース・アメリケーヌに味噌などを加えて日本風にアレンジしたソースを用いる。「タンペット(フランス語: tempête)」はフランス語で嵐などの意。「吹雪」の「tempête de neige(直訳すると雪の嵐)」で、高志の姓と掛けた名称になっている。本作オリジナルの架空の料理。
- 吹雪 涼二(ふぶき りょうじ)
- 高志の実弟。見様見真似で「ソース・タンペット」を作れるくらいには技量は高い。
- 「誰にでも食べられる安くて美味い料理」を作る料理人になることを高志と近い、その信念で海猫亭の総料理長を継ぐ。
- 義姉である羽純に好意以上のものを抱いており、高志を超える料理人となったら告白する気でいる。
- 吹雪 羽純(ふぶき はずみ)
- 高志の妻。涼二にとっては「義姉」となる。
- 海猫亭ではソムリエを務める。
- 吹雪 ハナ(ふぶき ハナ)
- 涼二の祖母。海猫亭の送迎マイクロバスの運転手を務める。
- 海猫亭の従業員
- 海猫亭は「海猫島」という島の海岸沿いにあるレストラン。海猫島には商店街やら映画館もあり、バス路線もあればタクシーも走っている。
- 吹雪 早苗(ふぶき さなえ)
- 高志、涼二の母親。存命。
- 吹雪 蕩次郎(ふぶき とうじろう)
- 高志、涼二の父親。漁師をしていた。
- 涼二が中学くらいの時に出て行って、その後、死亡したことが伝えられた。なお、遺体は上がっていない。
- るい
- 海猫島ではなく「本土」で暮らす。保育士兼ソープ嬢。高志、涼二とは異母兄妹になる。父親が出て行ったのは不倫の件で高志に殴られたため。
- 涼二はるいの事は「愛人に産ませた子がいる」くらいしか知らなかったが、るいのほうは父親から涼二たちとの写真を見せられていたため、初対面でも涼二と判った。
- なお、母親はるいが3歳のときに別の男と家出して行方不明。蕩次郎が亡くなってからは、蕩次郎の友人だった貝塚が面倒を見ていた。
- 鱒田(ますだ)
- セカンド。
- 料理人としての実力とキャリア、知識は、涼二をはるかに上回る。
- 江波 秀樹(えなみ ひでき)
- ギャルソン兼マネージャー。
- かつては一流ホテルである「帝都ホテル」でフロント係だった眼鏡男子。
- ソムリエを目指して勉強もしていたがアルコール依存症となりホテル勤務中にも飲酒するようになって免職となった過去がある。
- 高志とはパリのホテル学校時代に知り合い、ホテルをクビになった際に海猫亭の開店スタッフとして声をかけられた。その際に「二度と酒は口にしない」と約束し、それを守っているが、ときおり依存症の症状に苦しむ。
- 鳥塚 圭介(とりつか けいすけ)
- 見習い。文字通りに半人前だったが、菓子職人(パティシエ)としてパリ留学するほどに上達する。
- 実家は青森県津軽。
- 二階堂 オサム(にかいどう オサム)
- パリ留学した圭介に代わって雇われた見習い。
- 世界的にも知られる超一流の総合商社「二階堂物産」の社長の息子である。国立大学を中退し料理人を目指すが、調理師学校は「バカバカしい」とこちらも中退。
- 鰐口 荘三郎(わにぐち そうざぶろう)
- 「世界中のあらゆる料理を食べ歩いている」とも称される料理評論家であるが、料理店に難題を吹っかけては応えられない料理店に車代を要求したり、悪く書くなど評判は良くない。
- 第1話では、涼二が見習いをしていたレストランでメニューにない「伊勢海老のソース・タンペット」を注文した。
- 鰐口は涼二の才能を高志に匹敵すると買っているが、涼二からは嫌われている。
- 鷹村 信也(たかむら しんや)
- 「帝都ホテル」の総料理長。日本のフランス料理界の重鎮であり、日本のフレンチシェフからは「神」とも認識されている。
- 鰐口から推薦され、帝都ホテルの新館に新規オープンするレストランのセカンドに涼二を迎えるべく、海猫亭を訪れた。
- 末永 時枝(すえなが ときえ)
- 中学校で美術を教える女性教諭。江波と交際することになる。
- 吉原 鮎美(よしわら あゆみ)
- 鮎美自身は当初は涼二に思いを寄せていたが、圭介と相思相愛になる。「吉」字は牛丼の吉野家と同じく「土+口」の漢字。
- 吉原 源太(よしわら げんた)
- 鮎美の兄で、涼二の幼馴染。昔から惚れっぽく、1回入ったソープ嬢にも惚れる。そのソープ嬢が涼二の異母妹のるいと判明して、ひと騒ぎ。
- 実家は漁師。
- 土谷 火見子(つちや ひみこ)
- 陶芸家。