浄土式庭園(じょうどしきていえん)は浄土教の浄土思想による極楽浄土の世界をこの世に表した庭園である。
仏堂と苑池とが一体として配される庭園である。浄土庭園が盛行するのは平安時代の京都である。末法思想が高まった平安時代中期以降に当時の王朝貴族は特に阿弥陀仏に救いを求め、仏堂と浄土式庭園を作った。