流れ星五十三次

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流れ星五十三次』(ながれぼしごじゅさんつぎ)は、石森章太郎(石ノ森章太郎)の時代劇漫画。

漫画サンデー』(実業之日本社)にて、1972年1月1日号から同年12月29日号に連載された。また同誌1972年9月4日増刊号に前日談となる「宿外編 花火の終わりの闇底に涙のような流れ星」が掲載されている。単行本は全5巻。

あらすじ[編集]

「宿外編」で切り付けられてできた額の一筋の傷から「流れ星」の二つ名を持つ侠客・流れ星の鴉

ふとしたことで、瀕死の男から「護り袋」を受け取り、京都へ届けるよう遺言された(京都で誰に渡すかは不明)。京都へ向かい東海道を旅することを鴉は決めた。

その鴉を“鳥追い”お銀をはじめとして様々な刺客が襲う。

鴉やお銀も知る東海道の大物侠客・清水次郎長大政小政がゲスト出演する話や、新選組の名が挙がる話もあり、1860年代前後の幕末期と推測される。

登場人物[編集]

流れ星の鴉(ながれぼしのからす)
「宿外編」などでは「竜」と呼ばれていることもある。
丁半博打の際にサイコロが転がる音から出目を読むことができる。同時にイカサマをやっていた場合も見破れる。
特に流派を名乗ることはないが、刀の腕前は確かで、1人で複数の刺客を返り討ちにしている。
「護り袋」の中身は「見てはおもしろくない」ということで、何が入っているのかも見ずに、京へ向かっている。
襲いかかる刺客たちの中には宝の地図が入っているという者もいて、数百両の賞金を掛けた者もいる。
お銀(おぎん)
阿波踊りのような傘を被っている(実際には、鳥追いの衣装を阿波踊りが真似ているのであるが)。
「護り袋」を狙う女。鴉と同様に「護り袋」の中身は知らない。
正々堂々と鴉から「護符」を盗むことを宣言しており、睡眠薬を盛って鴉から「護り袋」を盗んだ女から「護り袋」を掏り取った際には「護り袋」を鴉に返していた。
「護り袋」を奪う目的で、鴉と肌を重ねたこともある。
狂須 幻之進(くるす げんのしん)
盲目の剣士。「護り袋」の中身を幕府にとっても討幕派にとっても「天下を揺るがす重要な秘密」と呼び鴉と対峙する。佐幕、倒幕のどちらに渡すも良く、世の中が動くことそのものが目的。
鴉をもしのぐ凄腕の剣士。
胡蝶(こちょう)
旅する狂須の「目」の代わりをしている少女。
鬼縄(おになわ)
江戸の岡っ引きだが、狂須と共に「護り袋」を狙う。
お銀に「護符」を掏るよう命じた本人。

外部リンク[編集]