池田大作暗殺未遂事件
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池田大作暗殺未遂事件(いけだだいさくあんさつみすいじけん)とは、オウム真理教が創価学会の池田大作(名誉会長)を暗殺しようとした暗殺未遂事件である。
概要[編集]
オウム真理教の教祖である麻原彰晃は、同じ新宗教の創価学会を「敵視」していた。麻原彰晃によれば、創価学会は『外道』であり[1]、『仏教団体を名乗りながら煩悩を肯定している宗教』で、『原始仏教やチベット仏教を見下している』。さらに在家で信仰をしているオウム信者を、オウム真理教から創価学会に改宗させるために家庭訪問などを繰り返して折伏(布教活動)をする学会員も現れた。
このため、オウム真理教の麻原彰晃(教祖)、村井秀夫が首謀して遠藤誠一、新実智光、中川智正、滝澤和義らのオウム真理教幹部と、創価学会の池田大作(名誉会長)を化学兵器で猛毒のサリンを使って暗殺しようと共謀した。1度目の攻撃は1993年(平成5年)11月に東京都八王子市にある創価学会施設「東京牧口記念会館」に猛毒のサリンを散布することを試みるが機械の故障で失敗。2度目の攻撃は1993年(平成5年)12月に、東京都八王子市にある創価大学で開かれる演奏会に出席する池田大作を狙って攻撃したが、サリン噴霧器の火災が創価学会の会館警備グループの牙城会員に見つかり失敗。逃走しながらサリンを撒いた。両日とも池田大作の殺害には至らず、逆に2度目の攻撃ではオウム真理教の新実智光(幹部)が自爆してサリン中毒で一時的に重体に陥った。
この日の前後、近所の自動車会社の社員が現場周辺を試運転中に、前を走行していた山梨ナンバーの白いセダンの自動車が半開きのトランクから霧状の物を流出させながら走行しているのを目撃している。このとき助手席に乗っていた同乗者がフロントガラスの付着物に触れ、においを嗅いだところ一時的な呼吸困難に陥り、その後数日間の視力減退や倦怠感などサリン中毒特有の症状を訴えた。
化学兵器を使った殺人未遂という重大な事件であるにも関わらず、警察は「山梨ナンバーの白いセダンだけでは特定できない」という名目で犯罪集団のオウム真理教を調べもせず野放しにした。
更に、医療機関(眼科)を受診した創価学会の会館警備グループの牙城会員が、サリン中毒特有の症状である眼の瞳孔が収縮する縮瞳(しゅくどう)の症状がある被害者を警察が違法薬物の使用を疑って取り調べるという「誤った対応」をした、警察の「誤った対応」はオウム真理教の犯罪を助長することになった。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京キララ出版社編『オウム真理教大辞典』2003年 p.81