標準衛星名表記 (冥王星)
標準衛星名表記[1]とは、宇宙用語研究会が発表した、太陽系の惑星の衛星の名前の日本語表記である。
概要[編集]
火星、木星、土星、海王星、冥王星の主要な衛星の固有名は、ギリシャ神話に由来するものが多いが、ギリシャ語読みではなく、ラテン語読みする慣習である天体名のラテン語読みルール。
天王星の衛星の名前は、イギリスのシェークスピアらのオペラに由来する名前が付けられていて、英語読みである。
木星や土星の衛星は、似たような軌道を持ついくつかの「グループ」に分かれているものがあり、これらは小惑星の「群」のように、「同じ軌道を回っている」か「大惑星と共鳴関係にある」といった明確な軌道力学的な性質を持っておらず、むしろ天体衝突によって生まれた「族」に近い性質をもっているため、"group"を「群」とは訳さないで「グループ」と呼んで区別する(ガリアグループ、ノースグループなと)。 特に、土星の逆行衛星のグループは、過去に大規模な天体衝突が起こったとみられ、多くの逆行軌道衛星が属している。
リンクをクリックすると、衛星のプロフィール、発音が聞ける。 オンラインの発音サイトを検索だけでは、複数の発音が出てきたりしてどれが正しいのかわからないが、これまでのネーティプの外国人への発音聞き取り調査をもとに、この発音をしている(または近い発音)というサイトを紹介している。
表中で、「ノース語」は現在のアイスランド語の発音が近く、「ケルト語」はアイルランド語の発音が近い。
調査方法[編集]
国際天文学連合(IAU)総会、ACM(小惑星彗星流星会議)などの国際会議でのネーティブの外国人に対する発音の聞き取り調査や、オンラインの発音サイトによる発音調査を30年余りにわたって行い、ほとんどの彗星名についての発音調査が行われている。「固有名詞英語発音辞典」(三省堂 1969年)や、最近ではオンラインの発音サイトも充実してきているが、発音する人や言語によって発音が異なることがあり、どれが正しいのかはこれだけではわからないので、実際に発見者のことを知っている外国人に対する聞き取り調査は、その背景事情を理解する上でも重要である。特に、移民やその子孫の場合は、どのような発音をすべきなのか、名前のスペルを見ただけでは判断が難しい場合が多い。
調査結果[編集]
調査結果のリストは、宇宙用語研究会のホームページ[2]に掲載されている。
調査結果[編集]
- 確度 AA : 99% (本人又は直接関係者に対する調査が行われた、または日本人)
- 確度 A : 95% (ネーティプの外国人に対する調査が行われた)
- 確度 B : 70% (辞書や外国語の教科書、オンライン発音サイトなどによる推定)
- 確度 E : 英語読み
- 確度 J : 日本語での慣用表記
- 確度 L : ラテン語読み
- 確度 U : 不明
地球の衛星[編集]
地球の衛星名は こちら。
火星の衛星[編集]
火星の衛星名は こちら。
木星の衛星[編集]
木星の衛星名は こちら。
土星の衛星[編集]
土星の衛星名は こちら。
天王星の衛星[編集]
天王星の衛星名は こちら。
海王星の衛星[編集]
海王星の衛星名は こちら。
冥王星の衛星[編集]
| 母天体 | 衛星 番号 |
衛星名 | 原語 | 由来 | 確度 | 日本語 表記 |
英語読み | 発見年 | 軌道 長半径 |
公転 周期 |
離心率 | 軌道 傾斜角 |
直径 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 冥王星 | 1 | [3]Charon | ラテン語 | [4] | L | [5]カロン | [6]カロン [7]シャロン |
万km | 日 | 0. | ゜Q | km | ||
| 冥王星 | 2 | [8] | ラテン語 | [9] | L | [10] | [11] | 万km | 日 | 0. | ゜Q | km | ||
| 冥王星 | 3 | [12] | ラテン語 | [13] | L | [14] | [15] | 万km | 日 | 0. | ゜Q | km | ||
| 冥王星 | 4 | [16] | ラテン語 | [17] | L | [18] | [19] | 万km | 日 | 0. | ゜Q | km | ||
| 冥王星 | 5 | [20] | ラテン語 | [21] | L | [22] | [23] | 万km | 日 | 0. | ゜Q | km |
小惑星の衛星[編集]
小惑星の衛星名は こちら。