柴距離

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柴犬

柴距離(しばきょり)は、柴犬の性格を表す言葉の1つ[1]。柴犬によく見られる「相手との距離感」のことを指す[1]

概要[編集]

柴犬と飼い主、またま柴犬と他の犬の間における「付かず離れず」の行動を表現する言葉である[2]。全ての柴犬に見られるわけでもないが、「近づきすぎず、離れもせず、一定の距離を保つ」という性格を持ち、そう行動する柴犬は多い[2]。柴犬には最も多くみられる行動であるが、他の日本犬や日本犬以外の犬種でも同じような行動がみられることはある[2]

物理的な距離だけではなく、柴犬が「甘えたい時」と「構われたくない時」の差が激しい様子も指す言葉としても使用される[2]。自分が甘えたい時は満足するまでべったり寄り添う柴犬であるが、自分が構われたくない時は飼い主であろうとも拒否の表現を表すことも柴距離と言う[2]

柴距離があっても、その柴犬が飼い主を嫌っているわけではなく、その距離こそが柴犬が最もリラックスして安心できる空間なのである[3]

柴距離の例[編集]

  • 飼い主の隣に座るが、飼い主が柴犬の身体に触れることは嫌がる[2]。抱っこは論外であり、そうなった場合は、飼い主と距離を置くこともある[2]
  • ドッグランなどで他の犬と遊ぶが(例えば同じボールを追いかけたり、1本のロープで引っ張り合いをしたり)、近すぎると威嚇したり吠えたりして、警告する[2]
  • 飼い主が名前を呼んでも近寄ってくることはせず、耳だけを飼い主のほうに動かして反応する[3]

こういった柴犬の性格から、柴犬を集めて集合写真を撮ることは多頭飼いしている柴犬オーナーであっても困難で、ドッグランなどで複数の柴犬を集めての集合写真の撮影は非常に困難である[1]

柴距離が発生する理由[編集]

柴犬にとってパーソナルスペースを侵害されるということは、強いストレスを感じる原因となる[3]。また、柴犬は自立心が強いことも多く、ツンデレ気質でもあるため、柴距離を取りやすいと考えられている[4]

このため、飼い主が柴距離を無視して無理に抱きあげようとしたり、物理的な距離を縮めようと追いかけ回すことは、柴犬にとってが飼い主を「自分の平和を乱す存在」だと認識することになり、心の距離を遠ざけてしまうことになる[3]

評価[編集]

柴距離による相手(人間、他の犬)との距離感を奥ゆかしさ、控えめで上品しぐさととらえられることもある[2]

例えば、社交的な性格でフレンドリーな犬は初対面の相手であっても親しく振舞うが、その一方で「馴れ馴れしい」「図々しい」と思われることもある[2]。日本国外からは柴距離を発動した柴犬に対し、「素晴らしい対応」「礼儀正しい対応」と賞賛することもある[2]

脚注[編集]

  1. a b c 柴犬ならではの距離感『柴距離』を知ってる?その理由がまぁいじらしくて、たまらんのですわ。【動画あり】”. SHIBA-INU LIFE (2019年12月10日). 2026年7月26日確認。
  2. a b c d e f g h i j k Sarang (2021年5月19日). “『柴距離』って知ってる?柴犬の『独特な距離感』を感じることはありませんか?”. わんちゃんホンポ. 2026年7月26日確認。
  3. a b c d ふじちか (2025年5月15日). “柴犬特有の『柴距離』ってなに?どんなときに距離をとりたがるの?離れたがる心理まで”. わんちゃんホンポ. 2026年7月26日確認。
  4. 【柴犬あるある】3つの言葉「柴ドリル」「拒否柴」「柴距離」とはどんな意味で使われる?”. いぬのきもち WEB MAGAZINE (2025年6月21日). 2026年7月26日確認。

関連項目[編集]